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2019/10/16
塗装の必需品マスカーやテープをご紹介!~寺西先生の塗装講座・道具紹介編
「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「塗装職人の道具」についてご紹介ですよ!
プロの塗装職人が使う道具、気になりませんか~?
全てご紹介するわけではないのですが、いつも車に積んでいる必需品から何点かピックアップ!
ぜひご覧くださ~い!
気になる動画はこちら!
↓↓↓
道具紹介!塗替え道場の塗装班道具紹介!外壁塗装のプロの使う道具を解説します。
毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!
塗装職人が使う道具とは?
今回は塗装班職長・寺西くんがプロの塗装職人が使用する道具紹介をします!
いつも車に積んでいる必需品をとりあえず並べていますが、今回はテープに的を絞ってお送りしますよ。
視聴者の皆様からも「道具紹介をしてほしい!」とよくコメントをいただいていますので、満を持して、道具紹介の回でございま~す!
現場が飛行機がよく通るところのようで、音声が聞き取りにくいのですがご了承ください。
ノイズが多めです、スミマセン!
社長自らピンマイク持って音を拾っております。
では寺西先生の塗装講座・道具紹介偏で~す。
養生にはこれ!マスカー
やはり塗装屋さんが使う道具といえばこれ!
マスカーです。
何度か塗装動画でも登場しているのですが、覚えていますでしょうか~?
ガムテープとビニールシートが一体化している養生用の道具です。
これならばビニールシートをいちいちテープで留めなくてもいいので作業が楽そうですね。
ビニールシートを貼るだけで広げることができる、とても便利な道具。
しかも、このビニールシートはただのビニールシートではないのですよ。
なんと静電気加工がしてあります。
え?静電気?ビニールシートが手にまとわりついて邪魔じゃない?
バチッとして嫌じゃない?
静電気と聞くと、どうしてもマイナスなイメージがありますよね。
特に冬はバチバチするので苦手な方も多いはず。
なぜこのような加工が施されているかというと、まず窓などにくっつきやすい!
ペタッと静電気でくっつくので貼りやすいですね。
これは素人でもすぐに分かることですが、それだけのために加工がしてあるわけではありませんよ。
塗料がくっ付きやすいようになっているのです!
どういうことかというと、塗料は粉状になって飛んでしまうのをご存じでしょうか?
その粉状になった塗料がビニールシートにくっ付くように静電気加工されているわけです。
これすごいですよね!
さすがの社長も知らなかったようです。
塗装専用、となっているのはそういう意味なのですね!
そしてサイズもいろいろあります。
塗替え道場で使用している物は550と1100の2種類。
ガムテープの色も種類があるそうですよ。
パッと見でこれが550、こっちが1100と分かるように色分けして使用しています。
ちなみにだいたい塗装屋さんは550を緑で使用しているそうなのですが、塗替え道場は逆です。
茶色が550で緑が1100。
なぜかというと…。
発注間違えちゃった!!
今更変えるとみんな混乱してしまうので、ずっとこれでいくそうです(笑)
これらを窓や養生するものに対してサイズを使い分けています。
マスキングテープといえばカモ井
お次はマスキングテープです。
これは動画内でいつも紙テープと呼んでいるものですね。
養生する際には必ず使います。
塗装班で使用しているのはKABUKIという名前のものです。
名前がすごく格好いい!
SASUKEもあるそうで、それぞれ幅が違うのだそうです。
メーカーはマスキングテープで有名なカモ井加工紙株式会社。
mtというマスキングテープを見たことありませんか?
マステ女子もいるくらいマスキングテープは様々なものがありますね!
寺西くんはKABUKIの太いのと細いのを使用しているそうです。
太いのは「軒天と壁の取り合い」で使用している、と言っているのですがちょっと分かりにくいので補足します。
色を変えます、という時にテープを貼るのですが細いテープだとハケで塗る際にはみ出しやすい!
勢い余ってハケが飛び出した時に、太ければその分被害が最小限になる、とうわけですね。
じゃあ、全部太いのを使用すればいいんじゃない?
ところが太いのは小回りが利かず、場所によってはちょっと使いづらいところもあるのです。
例えば角を取ったりする時、太いとやりづらい!
サッシなどは細い方が使いやすいそうです。
そしてこれ一番、大事!
値段も違います。
コスト面を考えると、使い分けした方が無駄もないのですね。
このKABUKIは割と粘着力が強いタイプで、弱いものも使用しているそうです。
弱いのは何に使うのかというと、既存のものに貼る時に使用します。
既存というのは色分けをする時の元の壁などのことで、粘着力が強いとそこの塗料を剥がしてしまったりするそうです。
そうならないためにわざわざ弱いものも用意しています。
紙テープといえども、きちんと用途別に使い分けているなんてさすがプロですね!
それと、弱い粘着力のものは剥がす時に破れやすい!
そうなると残ったものを取るのが大変なので、一発で剥がせるものを普段使用しています。
スッと剥がせると作業効率も変わりますからね。
そういえばシーリング班も紙テープ使っているのをご存じですか?
昔、社長は在庫管理が楽なるから、全部同じ物を使用して欲しいと頼んだことがあるそうなのですが、作業自体が違うので同じ物は使えないと言われたそうですよ。
今そんなことを言うと「社長は何も分かってない!」とコメント荒れてしまいますね!
ちゃんと社長はそれぞれの仕事を理解していますよ!
YouTube撮っているだけではなく夜はちゃんと社長業に勤しんでいます。
お疲れ様です!
粘着力比べをしてみよう
次にご紹介するのは、ガムテープとパイオランです。
パイオランとは一般的に養生テープと呼ばれている粘着力が弱く、手で簡単に切れるテープのこと。
ガムテープは粘着力も強く、尚且つ糊残りも強いそうです。
直射日光が当たってしまったりすると糊がべとべとに残って、それをキレイに取る作業がすごく大変!
なので、サッシなどには使用しません。
さぁ、ここでこれらテープの粘着力を試してみたいと思います。
社長のヘルメットに貼って、どれぐらい違うのかを音を拾って確かめてみましょう。
寺西くん、お願いします!
ヘルメットに貼ります…グルッと一周して…
更に一周して…鼻と口をふさいで…
おっと!やり過ぎました!寺西くん、やらかしましたね!
もう社長は声も出せないくらい、いい感じに巻けました(笑)
でもこのまま強度を解説してくれています。
ベリっといい音、拾えましたね。
2人の仲良し具合をお届けしました~。
次、パイオランテープです。
引っ越しの時などによく使う養生テープですね。
ちょっと切ってみましょう。社長、お願いします!
あれ、意外と切れない…。すぐ切れますが、ちょっとコツがいるようです。
粘着力はだいぶ弱く、地面には付きません。
ヘルメットに…期待していますよ!
やめてよ!と社長から振り来ていますからね!
テープ伸ばしてビリッ…。
やらんのか~い!
そこはいかないと!まだまだの寺西くんでした!
では剥がしましょう。
ぺりぺり…。
やっぱり全然、強度が違いますね。
これはどんな時に使用するのかというと「あまり使いません」とのことです…。
これだけ遊んでおいて、使わないとはビックリ!
たまに使用するので常備しておくのですね。
いろいろ道具を揃えていましたが、またの機会に他のものもご紹介します。
ご期待くださ~い!
次回はシート防水について解説していきます。
列島を縦断していった大型台風でしたが、ご自宅で傷んでいるところありませんか?
屋上の防水をご紹介します。
お楽しみに~☆
また見てね~。