スタッフブログ

三重、愛知、岐阜にお住まいの皆様、こんにちは！

塗り替え道場緑店の神川です！

先日、午前中に長島スパーランドに行くとお客様がたまたま少なくたくさん乗り物に乗ることができたので午前中の長島スパーランドはオススメです。

さて、今回はなぜ銅板の塗装をオススメしないのかについて話していこうと思います。

皆様のお住まいには、銅板は使われていますか？

樋や庇、水切りに銅板が使用されていることが多いですね。

屋根・外壁塗装をお考えのお客様からよく質問を受けるのが「銅板も塗装できるの？」という質問をよく受けます。

結論から言いますと銅板の塗装はオススメできません！！緑青（ろくしょう）をふくことで、シロアリ対策にもなる優れものです！

 

銅の特徴

・鉄に比べると軽い

・熱伝導率の高さ

・導電率の高さ

・加工のしやすさ

・耐腐食性に優れている

このような特徴があります。

銅は、古くから日本建築に使用されてきた建材です。

銅の種類にも無酸素銅、タフピッチ銅、りん脱酸銅、黄銅、白銅など様々あります。

建築の材料としては、りん脱酸銅が多く使用されています。

りん脱酸銅は純度９９．９６％程度の純銅で、０．０１５％～０．０４％程度の、りんが入っている銅です。

緑青（ろくしょう）とは？

緑青（ろくしょう）とは表面に発生する錆の一種です。

この錆は銅板をコーティングしてくれる役割があります。

また通常の鉄の錆（赤さび）は内部まで浸食してしまい赤さびが発生する前までに塗装などでの保護が必要です。

赤さびを放置してしまうと、このようになってしまいます。

銅板にはこのようなコーティングは必要ないのです！

銅板の表面の酸化を防ぐ緑青（ろくしょう）は酸化被膜と呼ばれており、酸化被膜ができることにより銅板が腐食することがないので塗装する必要がありません。

銅板に塗装をしてしまうとこのように塗装面に緑青がつき美観も悪くなってしまいます。

こちらの緑青の成分なのですがシロアリが苦手とする成分のようでシロアリ対策にも繋がります！

まとめ

屋根・外壁塗装をお考えの皆様、銅板を塗装してしまうと銅板の性能や長年かけてふいてきた緑青の効果もなくなります。

お見積りを出してもらった際に銅板部分の塗装も含まれていたらご注意ください。

塗り替え道場への塗装のご相談や、お見積りのご依頼もお待ちしております。

お気軽にお申し付けください!(^^)!