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2024/07/17
外壁塗装における下塗り
こんにちは!塗替え道場緑店の神川です!
最近は毎日雨が続いている状況で現在工事されている方々には工期の遅れでご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません((+_+))
本日は外壁塗装における下塗りについて話していきます。
下塗りの役割
下塗りは外壁塗装の基本で最も重要な工程の1つです。
外壁塗装の下塗りは中塗り、上塗りと全く機能も成分も違う塗料を使用します。
また下塗りには次のような役割があります。
・下地と上塗り塗料の密着力を高める
下塗りには外壁材と中塗り、上塗りとの密着力を高め耐久性のある外壁塗膜を作る目的があります。
また【下地強化剤】とも呼ばれ下塗りを行わないと外壁塗膜の浮き、剥がれなどに直結してきます。
・中塗り、上塗り塗料の下地への吸い込み防止効果
外壁は劣化してくると水分などを吸い込みやすくなってしまいます。
下塗りを行うことで傷んだ外壁への塗料等の吸い込みを止める役割もあります。
劣化してしまった外壁はスポンジのように塗料を吸い込むため中塗り、上塗りを行う際に塗料の機能を発揮させるために必要な厚さを付けることができなくなり塗装面に色や艶のムラが出てしまい見栄えが悪くなってしまうし、塗膜の浮きや剥がれなどにも関係してきます。
・発色を綺麗に見せる【仕上がりを、きれいにする】
下塗り塗料は現在の外壁色を覆い隠す隠ぺい機能を持っている下塗り剤もあります。
濃い色から淡い色に塗り替える場合、もとの外壁色(下地)が透けてしまい、思い通りの色にならないことが多々あります。その場合に白色の下塗り剤を何度か塗り下塗り剤を隠すことで綺麗な仕上がりにすることができます。
下塗り剤の種類
下塗り剤には、プライマー、シーラー、フィーラーなどの種類があります。
・シーラー
傷んだ下地に塗料が吸い込まれるのを止める役割を果たす下塗り剤です。
下地の痛みが激しい場合はシーラーを2回塗るなど対策をすることで上塗り剤を密着させることができます。
・プライマー
シーラーとプライマーの違いは明確に定義付けられてはおりません。
またシーラーと同様に密着効果を高め、下地の吸い込みを止める役割があります。ただプライマーとして販売されるている塗料の中には錆止め効果を持つものもあり、金属の下地にはプライマーを使うというのが一般的です。
・フィーラー
シーラーとプライマーはサラサラしているのですがフィーラはドロドロとした塗料となります。
フィーラは凹凸のある外壁に使用されることが多く凹凸の激しい下地を平らにならしたり、外壁に発生したヒビ割れなどが浮き出てこないように覆ったりする役割を果たします。
その他にも様々な種類の下塗り剤はあるのですがこの記事では割愛させていただきます。
まとめ
外壁塗装において、下塗りは絶対に必要です!!
下塗りなしに外壁塗装を綺麗にすることも外壁塗装の耐久性を担保することもできません。
あなた自身が本当に信頼できる塗装会社を選び満足のいく塗装工事に仕上げていきましょう!!!(^^)!