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2020/04/12
塗料の種類を知ってかしこく塗替え!~外壁塗装は名古屋の塗替え道場で!~
外壁そろそろ塗替えしたいな…。
そう思った時が塗替え時です!
けれどホームセンターに行ってみたら、塗料がありすぎてどれがいいか分からない…。
塗料って値段がだいぶ違うけどどれがいいのでしょうか?
今回は塗料の種類と特徴をご紹介します。
種類が分かればDIYも楽にできますね!
塗料の種類はどれくらい?違いはあるの?
いざ塗ろうと思ったら塗料がどれか分からない!
水性と油性は何が違うの?
一言で塗料といっても種類はいっぱいあります。
含まれる材料も適したものも違いがありますが、どれがいいのでしょうか?
よく耳にする塗料はウレタン、シリコン、フッ素かと思います。
これらの塗料はそれぞれ特徴が違いあり、値段にも差があるのですが高いから良いというわけではありません。
耐久年数や付加機能があるもの、仕上がりの良さなど一言ではいえないほどそれぞれ特徴が違います。
またデメリットも当然ありますので、適した塗装箇所にも違いが出てくるのです。
DIYに向いている、自分で塗りやすい塗料や扱いにくい塗料もあります。
とにかく値段を抑えたい!という方も多いですね。
そんな時はシリコンがおすすめです。
ウレタンとフッ素の中間ぐらいのグレードで、耐久性も10年~12年ぐらい。
きちんとメンテナンスを行えば15年ぐらいは持たせることもできます。
撥水性もあり、汚れにくい特性もあるので外壁にはピッタリ。
防汚性もあるので手入れが楽にできるのも特徴の1つです。
そして耐久性もあるので、屋根に塗ることもできますよ。
付加機能が付いた塗料も豊富にありますので、塗装する箇所の悩みに合ったものが選べます。
例えば、防カビや防汚、遮熱などがありますので、日当たりが良い、悪いなどでも選べますね。
ツヤもあるので仕上がりもキレイですよ。
デメリットとしては、約10年で塗膜が硬くなるのでクラック(ヒビ)が入りやすくなります。
クラックを見つけたら、メンテナンスをしましょう。
シリコンの上のグレード・フッ素は耐久性がなんといっても長い!
15年~20年も持つタフな塗料です。
耐久性だけではなく、耐候性、耐熱性にも優れています。
耐候性が高い、ということは紫外線や雨水にも強いので影響を受けにくいのです。
耐熱性は日光で外壁が熱を持つのを防ぎます。
日当りの良い部屋では冷房の効きが悪くなるので、フッ素がおすすめですよ。
逆に日当たりが悪い場所にも最適塗料です。
防水性、防カビ性も◎。
まさにオールマイティですが、こんなフッ素にもデメリットはありますよ!
それは価格が高いこと。
こればかりは仕方がないことかもしれませんが、やはり良いものは高いですね。
しかし、耐久性はアクリル、シリコンの約2倍長持ちですから、長い目で見れば妥当でしょうか?
メンテナンスいらずでキレイが保てるフッ素、リーズナブルで種類が豊富なシリコン。
どちらがいいかは、塗装箇所や悩みなどで変わってくると思いますので、業者に相談してみましょう!
水性塗料と溶剤塗料
ホームセンターに置いてある塗料はシリコン、フッ素などと別に水性や油性があるのをご存じですか?
塗料は使用する前に別な液体で希釈する必要があります。
その時に使用する液体の種類で、水性・油性と分けるのですが、これもまた特徴が違うのでどっちがいいというのは一概にはいえないのです。
しかし、耐久性は油性の方が上ですので、水性<油性といわれています。
水性塗料は水で希釈します。
まず、水性のメリットはなんといっても匂いが少ないこと!
どうしても塗料は匂いがありますので、気になりますよね。
室内を塗装する場合は水性がおすすめです。
そして、水性はハケやローラーといった道具類を水で洗って落とせる!
これはかなり後片付けが楽ですね。
もしDIYで塗るなら断然、水性が使いやすいですよ。
では、油性は?
油性塗料は希釈する際に有機溶剤(シンナー)を使用します。
かなり匂いがしますが、耐久性は水性よりもグッと上りますよ。
仕上がりも美しい!
密着性があるので耐久性があり、ツヤがある仕上がりになります。
価格は水性よりは高くなりますが、それも耐久性、付加機能と比較すればある程度は仕方がないことですね。
もし、価格を抑えたいということであれば水性がいいでしょう。
特殊塗料とは?
それぞれの塗料に特徴があり、なかなか決めることができないかもしれませんね。
そんな時は付加機能が付いた塗料はどうでしょうか?
丈夫さを取るか、メンテナンスいらずでお手入れの楽さを取るか、はたまた防炎効果などの特別機能を取るか。
特殊な塗料はたくさんあります。
なんと、汚れが雨で流れ落ちる光触媒塗料もありますよ。
汚れを、光を利用することで分解させ、雨で洗い流すのでお手入れはほとんどしなくても大丈夫!
いつもキレイな状態をキープできる塗料なのです。
外壁の汚れが気になる方におすすめ~!
水で汚れが落とせるのはとてもお手入れが楽になりますね。
また、フッ素より耐久性がある塗料も実はあるのです!
それは無機塗料。
新しい塗料なのでまだあまり知られていないかもしれません。
無機はと炭素を含まない物質のことで、鉱物、ガラス、セラミックなどです。
紫外線での劣化がなく、半永久的な耐久性がある無機物。
これらの無機物を主成分とした塗料を無機塗料と呼びます。
しかし、無機物のみでは塗料としては硬すぎるので、有機物を混ぜて塗料は作られていて、種類がたくさん!
何%含まれているという定義はないので、質の良し悪しがあります。
質が悪い塗料を高い値段ですすめてくる業者がいるかもしれません。
塗料の中に無機物が含まれているものを全て無機塗料と呼んでいる場合もあります。
選ぶときはよく注意してください。
この無機塗料の一番のメリットは耐久性ですが、それ以外にもたくさんメリットがあります。
耐久性があるということは耐候性もバツグンです!
フッ素を超えるほど、ともいわれているのですよ。
防汚性も◎です。
親水性が高いので、汚れを浮かすことができます。
雨水で汚れは流れていきますので汚れにくい。
静電気も起きにくいのでホコリなども付きにくいのです。
燃えにくい不燃性という特徴もあります。
ガラスなどでできている無機塗料ですから、燃えにくいのです。
100%無機でできているわけではないので、絶対燃えないということではありません。
他の有機塗料に比べると格段に燃えにくい特徴があります。
良いこと尽くめの無機塗料にもデメリットはありますよ。
残念ながら丈夫な塗料ですので硬いため、ひび割れが起きやすい!
塗装をする箇所を選びますね。
あまり外壁向きとはいえません。
その場合は弾性が高い無機塗料もあるので、業者に相談してみてください。
これだけ耐久性も高い塗料ですから、価格も高い!
有機塗料に比べるとかなり高額になります。
コストを押さえたい場合は不向きかもしれません…。
そしてこれが大切なのですが、一定の厚みで塗装をする必要があるので職人の腕が必要です!
ベテランの腕の良い塗装職人に塗装をしてもらいましょう。
DIYではできませんので、業者に依頼してくださいね。
まだあまり知られていない塗料でもありますので相談してみてください。
塗替え道場には一級塗装技能士もおります。
腕の良い職人もたくさんおりますのでぜひ、ご依頼ください!
お見積りをご請求お待ちしておりま~す。
次回は「リシン塗装解説」の動画をご紹介です!
リシンってご存じですか~?
特殊な塗装で、ただ塗るだけではないのですよ。
塗装職人の寺西くんが解説します。
お楽しみに~☆