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2020/02/07

色も自分で作れる?!調色についてご紹介します~塗装は名古屋の塗替え道場に!~

いざ外壁を「塗ろう!」と思って、塗料を買いに行ったら思っていた色がなかったことありませんか。

前に買った塗料の残りがあるから同じ物、と思っていたら廃盤になっていたなんてこともありますよね。

そんな時は「調色」をしてみませんか?

調色とは「色を混ぜて作ること」。

今回は「調色とは」に的を絞ってお届けです。

これで色のことが分かれば、好きな色で外壁が塗れますよ!

 

 

色を作る調色とは?!

塗装をする際は、色をどうやって決めていますか?

外壁の色を覚えたり、写真を撮ったりして塗料が販売されているところで見比べたりしていますよね。

気に入った色がなかったり、前に塗った色が売っていなかったり…。

買ってみたものの合わせてみたら全然違う色だった、なんてこともありませんか。

それだけ色合わせというのは難しいものなのです。

もし、既存の色でもう少し薄い方がいい、濃い方がいいと思ったならば、自分で色を作ることも可能ですよ!

ただ混ぜればいい訳ではありませんが、やり方を覚えて順序よく行えばできます。

作りたい色は色見本帳などで確認するといいですよ。

どの色を作りたいかを、まず決めましょう。

色には3原色という基本の色があります。

シアンマゼンダイエローです。

この色はプリンターのインクにも使われていますので、聞いたことがある色名ではないですか?

シアンは青緑、マゼンダは赤紫ですよ。

これらの色を混ぜると、様々な色が作りだせるのです。

しかし、この3色のみでは作れる色も限られますので、他の色も加えて調色は行われています。

一般的に使われるのは白と黒

その他はあか錆です。

この計6色が加わり色を生みだします。

適当に混ぜても求める色にはなりませんので、自分の作りたい色が何を基調としている色なのかを確かめなくてはなりません。

例えは、を作りたい時は黄色を混ぜたりはしませんよね?

赤と青やシアンとマゼンダというように、その色に必要な色を選ぶ必要があるのです。

とはいえ、やっぱり難しいですよね。

何もないところから新しい色を作り出すのは素人ではできないと思います。

もう少し薄い色が欲しい」というぐらいの時に調色をしてみてください。

既存の色にを混ぜる、を混ぜる、といったことならばそんなに失敗せずできるのではないでしょうか。

あまりにいっぺんに入れてしまうと元に戻すのが大変ですので、少しずつ加えるのが基本ですよ。

大量に作らず、少量で調色して割合を出しましょう。

そして一番重要なのは、乾かすことです。

塗料は乾くと色が濃くなってきます。

これを「色ののぼり」というのですが、ごぞんじでしょうか?

ピッタリに色を作っても乾いたら「色が違う!」なんてことになってしまいます。

なので、調色をしたら必ず乾かして乾燥後の色を見る必要があるのです。

混ぜて作りたい色に近い色を作り、乾かす。

これが調色の基本です。

色が合うまで何度もこの工程を繰り返しましょう。

乾いた状態で作りたい色と同じになればOKです!

道のりは長いのですが、これを適当にやってしまうと思った色になりませんよ…!

前に塗った色と同じ色が欲しい場合や、足りない分だけを作る時などは色が違うと目立ってしまいますからね。

必ず乾かして、色味を見てみてください。

 

一級塗装技能士の試験にも登場

以前、塗装技能士についてご紹介していますが、この資格は国家資格です。

特に一級7年という実務経験が必要なので、ある程度のベテラン職人でないと受験ができないのですね。

二級は2年以上の実務経験が必要になります。

現場に出ていく経験も大事なになりますので、知識と技術両方兼ね備えていないといけません。

合格率は50~70%ぐらいなのですが、年によっては20%ぐらいまで落ち込む時もあります。

気が抜けませんね!

塗装技能士は5つに分かれています。

木工・建築・金属・噴霧・鋼橋です。

外壁塗装に関係があるのは建築ですので、こちらの資格を取る方が多いですね。

まず、学科試験が50問あり、時間は1時間40分。

そして実技があります。

なんと実技は4時間58分!長いですね~!

けれど、実際作業していると時間が足りなくなるそうですよ。

それだけ詰まった試験内容のようです。

他にもハケ、ローラー、吹き付けなどあり、準備から片づけ・清掃まで全てチェックされ原点方式。

やはり調色は時間がかかってしまうようなので、見てすぐ何色を混ぜれば良いか分かるように慣れておく必要がありますね。

試験では3枚の色見本と同じ色を作ります。

決められた時間内に規定の量を作るのがかなり難しい!

できたと思っても乾くと色が違いますからね。

その辺りは考えて調色はしないといけません。

もし、塗装技能士を受験しようと思っているならば、事前に練習は必要ですよ!

何度か練習して試験に臨んでください!

 

色の決め方

ところで外壁の色はどうやって決めましょう?

無難な色? 派手な色?

人気の色は何でしょうか?

好きな色でいいのですが、ご自宅だけが近隣に比べて目立ちすぎたり、なんだか浮いていたりするのは避けたいですよね。

自分だけではなく家族の意向も聞いて決めないといけないと思います。

まずは家族で話し合いをしてイメージを決めましょう。

おすすめなのはベージュ系の色です。

ナチュラルな色合いですので、とても上品ですよ。

次におすすめなのは、ヨーロピアン調の色です。

赤みがかった茶色テラコッタカラーで明るい印象に。

グレー薄い緑などもモダンな印象で素敵です。

また、暗めの色を選ぶとシックな仕上がりになりますよ。

チャコールグレーなどはいかがでしょうか。

人気色はやはりホワイト~ベージュ系です。

屋根との相性も考えて色を選ぶといいと思います。

どのような色にしようか迷いますね。

そんな時は塗装を頼む業者に相談してみましょう。

色見本帳がありますので、まずそこから選びます。

でも、見本帳は小さいのでA4ぐらいの大きさで見ないと全体の想像がつきません。

必ず、業者に頼んで大きい色見本帳で確認をしましょう。

そして次に大事なことは太陽光の下でみること。

室内の蛍光灯の下で見るのと、外の太陽の下で見るのでは色が全然違いますよ。

また、朝・昼・夜でも違いが。

それぞれの時間帯で確認をすることをおすすめします。

もし、相談に乗ってくれない、見本帳の大きいサイズを貸してくれないなどありましたら、残念ながらその業者はあまり信用できない業者かもしれません。

このようなことで金額が変わることがあったら、それも信用できませんね。

大概の業者は色について相談に乗ってくれますし、アドバイスもしてくれるはずです。

しかし、ろくに話も聞かず、こちらの言った色ですぐ塗り始めてしまうような場合は、良い業者とは言い難いかもしれません。

必ず何社からも見積りをとって、納得のいく契約をするようにしてください。

塗替え道場では経験豊富なアドバイザーがカラーシミュレーションをしてお客様に納得していただけるご提案と診断をしております。

勤務年数も経験も長いベテラン塗装職人や一級塗装技能士が仕事にあたりますので、施工もご安心ください。

保証書を発行し、点検にもお伺いします。

他にも雨漏りなどのトラブルも承りますのでぜひ、ご依頼ください。

お見積りをご請求くださいね!

お待ちしておりま~す。

 

 

次回は「寺西先生の塗装講座・樋の塗り方偏」の動画紹介!

塗装班職長・寺西くんの解説ですよ。

雨水が流れるあの樋を塗装していきます。

塗り方にコツはあるのでしょうか?

 

お楽しみに~☆

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