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2020/01/19
塗装職人になるには資格がいるの?!~塗装は一級塗装技能士がいる名古屋の塗替え道場で!~
塗装職人は思ったらある日、突然なれるのでしょうか?
それとも特別な資格が必要?
塗替え道場の動画でもたびたび出てくる「一級塗装技能士」についてご紹介していきます!
一級ということは他にも級がある?
誰でもなれるの?
このような疑問も解説していきます☆
塗装職人になるために
まず塗装職人になりたいと思ったら、何をしますか?
塗装専門店に就職する?
塗装職人に弟子入りする?
どちらも職人になるにはいいと思います。
専門店には塗装職人が勤務していますので、そこに就職すれば塗装のイロハは教えてもらえるでしょう。
弟子入りも同じですね。
勤務した会社の先輩塗装職人の下に就いて仕事をするわけですから、教えてもらえるはずです。
恐らく、皆そのような形で建築業界に入っているのではないでしょうか。
しかし、いざ塗装職人として勤務をスタートしても、いきなり塗れるようになるわけではないですよね。
何年か勤めて、ようやく認められる職業かもしれません。
ある程度の期間が必要ですので、「道のりが長そう」というイメージの職人の世界ですが、恐らく塗装もこのように覚えていくのではないでしょうか。
やる気があればなれる職業ではありますが、一人前になるには一朝一夕という訳ではないのです。
何事にも真面目に取り組み、学んでいくことが大事なのですね。
もし、塗装職人になりたいと思っているのであれば、まずは弟子入りか、塗装専門店などの門をたたいてみましょう。
受け入れてくれる良い会社がきっとありますので、まずは興味を持つことから始めてみてください。
最近は女性の職人も多くなり、働きやすい環境になりつつあります。
ぜひ、興味のある方は目指してみてくださいね。
塗装技能士とは?
さて、塗装職人になることができたら次は何を目標にしたらいいでしょうか。
ずっと務めていると職長や親方になることもできます。
地位や勤務形態も変化しますので、いわゆる出世に近いですね。
特に考えずに、ひたすら働いて気が付いたら「10年ぐらい経っていた」ということもあると思います。
このまま同じことの繰り返しでいいのかな、と長く働いていると思ったりすることもありますよね。
これは塗装職人に限らず、働いていると感じることかなとも思います。
そういう時に次のステップアップとして考えることは何だと思いますか?
それは資格を取ること。
塗装職人に資格があるの?
それがないと塗装はできないの?
資格がなくても塗装はできますし、塗装職人として仕事を続けることも可能です。
しかし、資格を持った職人が仕事をしてくれると、依頼する方は安心しませんか?
専門的な知識を持った職人なら、確実な仕事をしてくれると思いますよね。
経験も知識もある職人にならば、全てを任せても心配することはないと思います。
会社も資格所有者を募集しているところもありますよ。
就職にも有利になるかもしれませんね。
また、資格所有者は手当てが付くことや、給料に差が付く会社もあります。
塗装の場合は塗装技能士という資格です。
この塗装技能士は、木工塗装技能士、建築塗装技能士、金属塗装技能士、噴霧塗装技能士、鋼橋塗装技能士の5種類あります。
外壁などを塗る場合は建設塗装技能士を取るのがいいようです。
そして、この塗装技能士は国家資格なのですよ!
国家資格とは、「国の法律に基づいて特定の職業に従事すると証明されている」資格なのです。
資格の制度に法的な裏付けもあるものなので、信頼度は抜群ですね。
試験そのものもとても難しく、取るのも簡単ではありません。
誰でも受けられるものではなく、受験資格があります。
一級、二級とあり、それぞれ実務経験がないと受験することができないのです。
実務経験とは塗装職人として実務をこなした経験のこと。
それぞれ実務経験年数が違います。
まず、二級は実務経験2年以上です。
塗装をしてみたい!と就職や弟子入りをしても、塗装技能士の資格を取りたいと思ったら最低でも2年は続けなければ受験資格が得られません。
受けたいからすぐ受けられる訳ではないのです。
では一級は何年必要でしょうか?
なんと一級の受験資格での実務経験は7年!
かなり頑張らないといけませんね!
もし、20歳ぐらいで塗装の仕事についたとしても、一級の受験資格を得る頃には27歳。
しかも一回で受かるほど簡単な試験ではありませんので、かなり勉強も経験も必要となります。
合格率は一級ですと50%前後と言われていますが、20%前後の時もあったようで難易度はかなり高めの資格です。
受からず何度も挑戦する方もいますので、簡単ではありません。
このような難しい試験を受けて合格した一級塗装技能士の資格保持者がご自宅の外壁を塗ってくれたら嬉しいですよね。
とても信頼できますし、任せておけば安心しませんか。
どの職業もそうですが、なんとなく資格保持者がいるとそれだけで信用できます。
なんといっても難関な試験を合格するために、勉強も経験も積んだベテランですので、間違いないと思いますよね。
もちろん、資格保持者がいない業者が悪い業者である、ということではありません。
資格保持者が一人でもいる業者は「より優良な業者」ということです。
合格することがとても難しい資格ですので、誰もが持っているわけではありません。
持っているから最良だ、と決めつけるのは良くないかもしれませんが、少なくとも技術や経験がありますので、信頼はできると思います。
もし、業者選びで迷ったら、資格保持者がいるかどうかも参考にしてみてください。
試験はどうやって受けるの?
塗装技能士を目指そう!
そう決意したならば早速、試験を受けたいところですがどのようにして受験をするのでしょうか?
試験内容は学科試験と実技試験。
ただペーパーテストを受けるだけではないのところが大変ですね。
学科試験は50問で試験時間1時間40分!
そして実技試験は約5時間(4時間58分)です。
長いですね~。
けれど、時間がなくなって焦る人も多いと聞きます。
試験内容はハケやローラーでの塗装、パテ地付け、拭き付け塗装など。
乾かす時間や清掃なども全部含めて、この4時間58分で終わらせないといけませんので、かなり大変なのです。
製図などもやらないといけませんので、時間がかかりますね。
そして、試験は原点方式です。
悪い所があると、どんどん減点されてしまいますので、効率よく作業を進め、清掃や試験にあたる姿勢なども意識するのが大事になります。
肝心の受検申請書の受付や試験の実施等の業務は各都道府県の「職業能力開発協会」というところが行いますので、受験する前に会場や申請場所などを調べておくと良いですね。
年に1回の試験に合わせて練習は絶対必要ですので、一発合格を狙うのであれば相当勉強もしなければなりません。
講習会もあるそうなので、利用してみるといいですよ。
雰囲気も分かりますし、苦手なことも分かるので対策が練れますね。
お住いの地域で会場が変わりますので、事前に調べてみてください。
また、塗替え道場には一級塗装技能士も勤めております。
勤務年数も経験も長いベテラン塗装職人が仕事にあたりますので、ぜひご依頼ください。
お見積りをご請求くださいね!
お待ちしておりま~す。
次回は「漏水」の動画紹介!
どこから雨漏りするのか、どうやって漏れてくるのかをお伝えします。
シーリング班の珍獣こと山口くんの解説ですよ。
お楽しみに~☆