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2019/09/26
外壁塗装の必需品ローラーの種類を塗装職人のブリキくんが解説します。命名された瞬間もお見逃しなく!
「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「塗装職人が使用しているローラー」についてご紹介です!
塗装職人がどのような道具を使っているか、気になりませんか~?
必需品であるローラーにスポットを当てて、ご紹介します。
今回の動画、見ていると違和感があるのですが、そのあたりも面白いのでご期待ください!
気になる動画はこちら!
↓↓↓
外壁塗装に必要なローラーも材料や外壁の材質によって違いがあります。プロの使うローラーはどのようなものを使用しているか解説していきます。
毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!
外壁塗装の必需品ローラーとは
さて、今回の出演は小林社長と塗装班職長・寺西くん、塗装職人のブリキくんです!
ブリキくん、他の動画にもちょこっと出ていますが、この動画の中で「ブリキ」と命名されました~。
記念すべき回ですね!
「そもそもなんでブリキ?」という疑問も解けますよ。
そしてカメラマンは小林社長とつながりのある、リフォーム会社の駒商(株)・駒走社長!
通称、駒さんが務めてくれています。
早速なのですが、初っ端からなんか3人の様子おかしくないですか?
動画の冒頭にもある通りなんと、まさかのTAKE2!
マイクが入っていなくて、撮り直しだそうです…。
同じことを2回喋るという難しさ、かなりおもしろいのでその辺りも踏まえてご覧ください!
では、真面目な話に戻りましょう。
職人さんが現場で使用するローラーの解説です。
ブリキくんが種類を紹介してくれます。
まず、最初の紹介は油性塗料を塗装する際に使用するローラーの玉です。
ローラーの替えを「玉」と呼ぶのですね!
この玉は白くてフワフワしています。
サイズもいくつかあり、外壁の場合はいつも20mmを使用するそうです。
ちょっと小さいのもブリキくんが持っていますが、これが13mm。
塗替え道場では2液性の油性塗料を主に使用しますので、この20mmをメインで使用します。
ちなみに駒商さんでは水性を主に使用しているそうですよ。
塗料の2液性というのは、主剤と硬化剤が分かれていて混ぜて作ってから使用します。
固まってしまうので、その日限り。
必要な分だけ都度、作ります。
1液性は最初から混ざったもので、残っても密閉しておけばまた使用可能。
作る手間を考えると1液性の方が楽なのですが、2液性はロスも少なく、持ちも違います。
長持ちして、見た目のツヤも違う!
扱いは面倒ですが、仕上がりは断然2液性の方がいいので、大変でもこちらの2液性を使用しています。
下塗り材や錆止め、樋などの付帯部に塗る際も全部2液性で塗装していますよ!
ローラーの種類を解説!
さて、ご紹介しているこのローラーの玉ですが、素材はマイクロファイバーです。
洗って何度か使用できるそうなのですが、洗うたびに毛が寝てしまいペッタンコ!
そうなると塗装するのは難しくなりますね…。
なので、あえてグレードを落として、使い捨てにしているそうです。
頭いい!
大変な思いをして洗って質が悪くなった玉を使うよりも、少しグレードは下がるけど使うたび新品の玉の方が手間もなく、仕上がりも良く、よいこと尽くめなのですね。
塗料はどんどん固まってきてしまいますが、丸一日ぐらいは持つそうですよ。
次ですが、ブリキくんがまた解説してくれます。
ケ・ガ・ミ・ジ・カ・イ
んんん?どうしました?
急にオモチャみたくなってきましたよ!
社長「ブリキ人形みたいだ!」
ブリキくんが命名された瞬間です!
ポンコツ感あふれるブリキくん。
場が和みますね~~。
気を取り直して解説すすめましょう。
油性の時はこれを使用していますが、水性はどうでしょうか。
水性はこのマイクロファイバーは使えるけど、すぐ潰れてしまうそうです。
社長はTAKE2なので、もちろん知っていますけどね。
「マイクロファイバーって何?」ってさっきも聞いたから知っているけど、また質問してくれました(笑)
寺西くんも思わず笑っちゃって、やりづらいですね~。
はい、2度目ですが、しっかり特徴を説明してください!
マイクロファイバーの特徴は毛が寝にくい、材料をたくさん吸うことです。
タオルでマイクロファイバー製のものを使用したことありませんか?
あれ、水分すごく吸いますよね!
手を拭いたり、バスタオルで体を拭いたりしたことあると思います。
それと一緒だそうです。
よく吸うので「ネタ持ちが良い」ということ。
何回も付けて塗ってを繰り返すより、1回でドバっと一気に付けて伸ばした方が効率いいわけです。
何十回、何百回と繰り返して行う動作なので、回数が半分になるだけでもだいぶ違いますよね。
吸い込みが良いので、他の素材と違って飛び散りも少ないです。
ここで、寺西くんがニヤリとしましたよ。
この流れ…ちょっと予想できませんか…?
飛び散らないということは飛散が少ないのです。
つまり「飛散が悲惨」にならない!
あ~言ってしまいました…。
TAKE1でも同じこと言っていたそうです…。
分かっていて、言うのは面白さが半減ですがニヤニヤが止まりません!
悲惨な結果でした…。
使用前の準備にも違いあり
ではまた、解説に戻りますよ。
マイクロファイバーは水性でも使用できますが、潰れちゃうのでおすすめできません。
なので、水性の時はラムを使います。
ラムというのは商品名で羊の毛とかではないですよ。
このラム、使用する前に必ずしなければならないことがあります。
袋を開けて、すぐ塗料を付けて塗ると…毛がめちゃくちゃ抜ける!
そのまま外壁を塗ってしまうと、その抜けた毛が外壁に付いてしまうのです。
付いた毛は取るのが大変で、ペーパーで削るしかない!
下塗りからやり直しになってしまいます。
しかも壁は傷が付いてしまうので、ツヤが出なくなってしまいますのです。
仕上がりが悪くなりますので、毛は気を付けなければなりません。
そうならないためには、この毛を先に取ります。
水に付けても取れないので洗ったりするのは意味がありません。
ライターであぶる職人さんもいるそうですよ。
寺西くんたちはガムテープで毛を取ります。
やり方は簡単。
ガムテープを長く引き出し、それにローラーを転がしていきます。
動画では寺西くんがガムテープの端を持ってくれて、ブリキくんがローラーを転がしていますが、現場では一人でやるので、足場などに付けてやります。
動きがすごくプロっぽくて、ブリキくん、格好いい!
取った毛を見せてくれました。
ちょっと画面では見にくいですが、ほわほわした毛がたくさん付いています。
駒さんも驚き!関西弁がいい味出していますよ!
この作業をガムテープ変えて、2~3回行います。
最初のガムテープは粘着力がなくなってきますからね。
新しいガムテープでまた毛を取っていきます。
今度はガムテープを社長が持ってくれました。
なんだかおかしな絵面ですが、なんといってもブリキくんが格好いい!
ファンが付くこと間違いなし!
けれど喋るとブリキです(笑)
動画に爪跡が残せてブリキくんも満足げな表情ですね。
ちなみにマイクロファイバーはやらなくても大丈夫です。
あまり抜けないのと、抜けても束で抜けて取り除くのも容易なので、ラムのような準備作業は必要ありませんよ。
このラムは水性塗料を使用しても毛が寝ません。
マイクロファイバーは粘度が高い水性塗料に負けてしまうので、毛が寝てしまうのです。
しかし、ラムは反発力も強く水性塗料に負けません。
デメリットとしては飛散が多いそうです。
そうです、飛散が悲惨になります…!
お気を付けくださ~い。
次回は「雨漏り」シリーズでお送りします。
お楽しみに~☆
また見てね~。