2019/09/17
マンションの大規模修繕 期間はどのくらい? 何年おきに行うの?
皆さんこんにちは!
だいぶ過ごしやすい気候になってきましたが、体調など崩されていないでしょうか?
ここ最近のブログでは、台風や自然災害時における防水工事に関するお話をしてまいりました。
日頃からのチェックが大切・・・とはお伝えしたものの、マンションの場合は自分から依頼をするわけではないので、大体どれくらいの周期で外壁塗装の依頼をしているのだろう?と不安に思う方もいるかもしれません。
マンションの場合は大規模修繕のひとつに外壁塗装や防水工事が組み込まれています。
今回は、マンションの大規模修繕編として、だいたいどれくらいの周期で依頼をお願いするべきなのか、またその工期などをお伝えしていきます!
何年周期で工事をしなければいけないの?
マンションの大規模修繕工事。一般的によく言われるのは“12年周期”であり、それを推奨する会社が多いものの、実際は15年以上の周期でおこなっているところも増加傾向にあります。
というのも近年の建物は耐久性や断熱性に優れており、10年目程度で修繕を要する事態になることが少ないからです。
大規模改修後は、最長で10年の保証がつくこともあるので、それを目安に12年~15年くらいの周期で修繕計画を立てることが多いといえそうです。
そもそもマンションの改修工事はどれくらいかかるの?
マンションの改修工事は、どうしても“長い”というイメージを抱く方も多いと思います。
もちろん、規模や内容によっては工事全体の期間で1年近くかかってしまうこともありますが、戸数が少なく、短期間工事の場合は2~3カ月で終了することがほとんどです。
外壁塗装だけなら、そこまでかからない!
外壁塗装だけの作業でいうともっと短かく、約1カ月~3カ月程度で終了することが多いです。そこまで時間はかかりません。
まずは塗装をおこなう前の準備として補修や洗浄をおこない、その後養生作業を行ったあと、下塗りから塗装作業を開始していきます。
各工事の期間は?
改修工事といっても、塗装工事に限らずさまざまな工程があります。
まずは足場を組むための届け出を工事開始の30日前までに提出するところからスタート。その後、仮設工事・足場の組み立てがおこなわれ、この作業には大体1週間~2週間の日にちを要することが一般的です。
工事の際の要注意ポイント!
工事おいてに気を付けなくてはならないのは、洗濯物の規制期間があるということ。足場組立完了後、約2ヶ月程度(塗装作業中)はメインバルコニーの洗濯物が規制されてしまうので注意が必要です。
とはいえ何カ月も、毎日洗濯物が干せないというわけではなく、マンションの改修工事がお休みになる日・祝日は洗濯物を干すことが可能。工事期間中は、週末にまとめて洗濯をするなど工夫が必要です。
まとめ
マンションの大規模修繕の場合は、住居者が自分で依頼をするわけではないので
なかなか工事の内容や詳細を把握しにくいもの。
とはいえ、長年住むお家ですから、無関心なのはNG。どのような工事がどれくらいの期間おこなわれるのかということは事前に告知されるので、しっかり確認するようにしましょう!