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2019/09/17
塗り替え道場は補修もできます!吹き付けタイルの模様を復元しました~!
「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「吹き付けタイル」についてご紹介していきます!
吹付タイルってどんな工事?
塗装と関係あるの?
塗るだけじゃない塗装の技術をお見せします!
気になる動画はこちら!
↓↓↓
塗装職人が本領発揮!職人技が光る!外壁の復元!補修工事お見せします!
毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!
吹付タイルってタイル工事?
今回はいつもの塗装解説動画とちょっと違います!
ただ塗るだけじゃない塗装の奥深さをお見せしますよ~。
現場は戸建て、外壁の塗装です。
出演は小林社長と塗装班職長・寺西くん。
壁一面に養生がたくさんしてありますね。
この壁をよく見て欲しいのですが、ぽつぽつしているのが分かりますか?
これ、「吹き付けタイル」っていうものです。
え?タイル工事?
ハズレ!塗装工事です!
タイルと名前が付いていますが、塗料を塗って模様を作る塗装技術になります。
どうやって作っていくのでしょうか…・
一緒箇所だけ空いていて、白くなっていますがここはパテがしてあり、この上にぽつぽつの模様を作っていきます。
今回は材料の解説から、仕上げまでをお見せします!
職人技をとくとご覧ください!
えい!
ここで魔法登場!
とは、しませんのでご安心を~(笑)
では材料の紹介です。
吹付タイル専用の塗料「レナラック」。
これをまず、撹拌していきます。
よ~く混ぜますが、長いのでここは魔法で!
パッ!終わりました。
これを吹付用の「ガン」に詰めますがスミマセン、ここも魔法でいきます!
パッ!詰めました。
魔法が何度も登場しますが、施工部分は魔法なしでちゃんとお見せします!
詰め終わった段階で早速、拭き付けていきますよ。
ガンの先にチップというものがあり、口径がいろいろあります。
このチップを変えることで、模様の大きさを変えることができるのです。
同じ模様を作るために、この口径で大きさが合うかどうか試し吹きをします。
そのために毎回、このような大き目の養生をするそうです。
拭き付けてから「大きさが違った!」なんてことになったら大変ですものね!
では吹いてみましょう!
シュバババーーー!
結構、音がしますねー。
ちょっと小さかったようです。
大きい口径に交換するので魔法をかけます!
はい!戻ってきました。
もう一度吹きましょう!
シュドドドドドーーー!
音もなんだか違う気がします。
大きさ、全然違いますよ。
口径を変えただけで、こんなに模様に違いがでるのですね。
本番、いってみましょう!
ここで社長が念押しです。
これを吹くと、この壁の模様と同じになり全然分からなくなるということ?
なります!(キッパリ)
本当に~?
見せてもらいましょう!
シュドドドドドーーー!
終わりました!
白いままなので、まだ分からないですね~。
粒上のものがたくさん、飛んでいますが本当に同じになるの~?
最後は壁と同じ緑にちゃんと塗ったら完成ですよ。
次の工程にいきます。
ジャンプ~~~!
模様もいろいろ、拭き付けの種類
さて、ここで拭き付けに関してご説明しますね。
拭き付けと呼んでいるこの塗装技術ですが、種類がいくつありますのでご紹介!
今、寺西くんが行った拭き付けタイルの他に、スタッコ、リシン仕上げと呼ばれるものがあります。
まず、拭き付けタイルですが、タイルと呼ばれていますがもちろんタイル工事ではないですよ。
ガンと呼ばれるスプレーを使用し、塗料を噴射させて模様を作る施工です。
凡タイル、玉吹き塗装とも呼ばれます。
なぜ、タイル工事でもないのに拭き付けタイルと呼ばれるかというと、「硬化するとタイルのように硬くなる」、「タイルに代わる材料としてよく使用されるから」だそうです。
諸説あり、みたいですが「なるほど~」と思いますよね。
この拭き付けタイルの美しさは職人の腕によって変わってきます。
つまり、腕の良い職人に仕上げてもらわないと、今回のような補修は上手くできない、ということです。
寺西くんはもちろん、腕の良い職人ですので同じに施工しますよ!
模様を付けた後には、仕上げ材を被せて仕上げます。
次はスタッコです。
仕上げ材(セメント・塗料・骨材)を吹き付けますので、塗装は被せません。
吹き付けタイルとの違いはここですね。
吹き付け後にそのまま乾燥して仕上げる「吹き出し仕上げ」と吹き付け後にローラーで押さえる「凸部処理仕上げ」の2種類の施工法があります。
スタッコのデメリットは凹凸がかなりありますので、この凹凸部に汚れが溜まりやすい!
しかし、厚みがかなりありますので耐久性がありますよ。
低コストでもありますので、このスタッコはおすすめです。
もう1つの工法は、スタッコに似ているのですがリシン仕上げといいます。
こちらも仕上げ材(塗料に砂壁状の骨材)を吹き付ける施工。
施工も早く低コストなのはスタッコと同じですが、塗膜はスタッコより薄いです。
クラック(ひび)が発生しやすいというデメリットがあるのですが、クラックに強い製品も登場していますので、こちらもおすすめですよ。
壁に模様を付けたいと思ったら、こちらの吹き付けを思い出してみてくださいね。
吹き付けたらローラーで仕上げ
さぁ、次の工程ですよ!
吹き付けた玉のサイズが大きくて、団子状なのでこれをつぶしていきます。
まさか、一つ一つ潰していくの?
いえいえ、使う道具はこれ!
ヘッドカットローラ~~~!
吹き付けなどで作られた凹凸模様を抑える他のローラーです。
これにシンナーを付けてローラーでつぶしていきます。
なぜシンナーを付けるのかというと、ローラーに塗装がくっ付いてしまわないようにするためです。
シンナーは弾くので、ローラーをかける前によく付けましょう。
では、つぶしていきます。
ちょっと固まってきてしまいました?
でも、これの上に塗料を塗るのでその仕上がりも計算に入れてやらないといけないのですね。
できました!
どうでしょうか…目地のテープを外します。
この後は乾燥待ちをして、塗料を塗っていきますよ!
壁の色と同じ、緑色の塗料をローラーで塗ると…。
境が消えて…壁と同じになっていきます!
動画で確認してみてください。
分からないぐらいになっていますよ~。
社長も乗り出して見ています!
社長、社長、社長!
カメラの前です!邪魔!
せっかくの壁、見せてください…!
そんなこんなで、塗り終わりましたので近づいて見てみましょう。
どこからでしょうか?境が分からないですよね。
キレイにできました。
すごいですね!
いかがでしょうか、合格ラインじゃないですか?
お客様からもOKいただきました!
補修も塗り替え道場に!
このように、壁の模様を合わせる補修もきっちり行います。
しかし、いろいろな技術があるのですね。
塗るだけじゃない塗装の奥深さ、お分かりいただけましたか?
動画でこの仕上がり、よく確認してみてくださいね。
本当に分からないくらい、キレイに仕上がっていますよ。
素晴らしい!
塗装や他の技術など、見たい、聞きたいとありましたらぜひコメントをお願いします。
寺西くんが解説しますよ!
また、見積りもお待ちしておりますので、ぜひ資料請求もしてみてくださいね。
次回は「雨漏り」シリーズでお送りします。
もしかして雨漏りは自分で直せるかも?
自分でDIYするのと、プロに頼むのとではどれぐらい違いがあるのでしょうか。
費用は?期間は?ちゃんと直せるの?
その疑問にお答えします。
お楽しみに~☆
また見てね~。