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2019/09/09

防水工事でシーリングをしよう!種類と特徴、耐用年数もご紹介します~シーリングも名古屋の塗り替え道場で!~

大雨が続く秋。

秋雨前線も活発になり、台風も多い季節ですね!

普段の雨では何もなかったのに、「大雨だと雨漏りしてくる」、「なんとなく壁が湿っている気がする」など雨漏りの悩みはありませんか。

今のところは何ともないけど…、と思っていても雨水が徐々に室内に侵入して気が付いたら、取り返しのつかないことになっているかもしれません!

そうなる前に雨漏り点検をしましょう。

塗り替え道場でも点検を承っていますよ。

雨漏りの原因はシーリングによるものが非常に多く、ご自分でDIYする方もいらっしゃいますよね?

今回はそのシーリングについてのご紹介していきます。

 

防水工事はシーリングから

雨漏り箇所が見つからない

濡れているけどどこから雨が入っているか特定できない

 

そんなに雨漏りの悩みはありませんか?

シーリングは隙間を埋めるゴムみたいなもので、雨水の侵入を防ぐことができます。

特に、サッシ窓や吸気口、サイディングボードのつなぎ目などにシーリングは欠かせません。

窓というのは、壁に穴を空けて取り付けられています。

吸気口も壁に穴が空いていて、そこに吸気スリーブと呼ばれる部品がはまっているので、それらの周りには少なからず隙間が空いているのです。

室内に雨水が入らないようにするために、そのような隙間にシーリングをします。

シーリング・コーキング・シール工事、と様々な呼び名があるのですが、実はこれ、全部同じもの。

昔は材料の素材によって呼び名が違いました。

油性の材料をコーキング、それ以外の材料をシーリングと呼んでいたのですが、現在は油性のものはほぼ使われなくなり、新たな素材も登場しています。

かつての名残でコーキングの呼び名も残っており、呼び方がいろいろあるというわけです。

どの呼び方をしても、ちゃんと伝わりますよ。

もちろん、呼び名が違っていても工事内容は同じですので、「金額が変わる」なんてこともありません。

業者がシーリング工事、コーキング工事で金額に違いをつけていたら、もしかしたら騙されているかもしれません。

違いがあるのか、工事内容はどうなっているのかなど根掘り葉掘り聞いてみましょう。

材料によって金額が変わることはありますので、よく説明を受けてくださいね。

納得できなければ契約しないようにご注意ください。

このようにシーリング工事はとても一般的で、業者もたくさんいます。

防水工事専門店や塗り替え道場のような塗装専門店でもシーリング職人を抱えていて工事を承る業者がいますので、雨漏り点検の際にご相談ください。

大抵の雨漏りはシーリングが原因で起こることが多いのです。

雨水の侵入経路も見つけやすいので、まず雨漏りをしたらその箇所の周りのシーリングを見てみましょう。

シーリングが細く痩せてしまっている剥がれているなどがあれば、そこが雨水の侵入経路かもしれません。

点検時によく確認してもらってくださいね。

 

シーリングの種類と特徴

一口にシーリングといってもいろいろな材料があるのをご存じですか?

特徴により、私用される箇所や用途も変わってくるので、種類と特徴をご紹介します。

一般的によく使用されているのがシリコン・変性シリコン・ウレタンです。

これらは何が違うのでしょうか。

まずシリコンですがホームセンターでも販売されているコスパの良い製品。

DIYで自宅の洗面台やキッチン回りなどに使用する方も多い材料です。

変性シリコンは普通のシリコンより耐久性があり、サッシ周りや建物の目地によく使用されます。

プライマーと呼ばれる接着剤のようなものを下地に塗り、その上から充填していきますので、とても手間がかかるものなのです。

普通のシリコンはそのまま使用でき、主に室内の水回りに使用されます。

これらのシリコンは名前こそシリコンと付いていますが、用途も使い方も違うのです。

ウレタンもよく耳にする素材ですね。

耐久性が高いのですが、紫外線に弱いというデメリットがあるので充填後は塗装が必要となります。

紫外線に弱く、塗装が必要となると少々使用しづらい材料ではありますね。

変性シリコンが主に建築現場では使用されています。

下地のプライマーが一手間ではありますが、きっちり防水するためには必要不可欠な工程ですので、これを省いてしまうとまた雨漏りすることに!

接着剤の役割をするプライマーですので、省くと当然くっ付きません。

すぐに剥がれてきてしまうようでは、シーリングの意味がないですね。

手抜き工事されないよう、見積りなどしっかり見てみてください。

 

耐用年数はどれくらい?

これらのシーリング材は材料によって耐用年数に違いがでます。

しかし、材料だけで耐用年数が決まるわけではありません。

シーリング材には1液性・2液性と呼ばれるものがあります。

1液性はそのまますぐに使用できるタイプで2液性は主剤と硬化剤が分かれていて、撹拌してから使用するものです。

価格も違うのですが、手間も違ってきます。

すぐに使える1液性は湿気硬化型と呼ばれ、外からの徐々に固まるタイプ。

硬化剤を別で混ぜる2液性は反応硬化型と呼ばれていて、混ぜることで化学反応を起こし固まります。

耐久性も2液性の方が長持ち。

こちらはシーリング専門の職人でないと扱えない材料ですので、DIYで行うと際は1液性をおすすめします。

耐用年数はだいたい5~10年ぐらいと言われていますが、2液性の方が断然長持ち!

しかし、建物の立地環境や紫外線の当たり方、鉄骨・木造などによっても変わってくるので、必ず何年とは言い切れません。

けれど、1液性よりも2液性のほうが耐久性があるので、コストがかかっても業者依頼をするのであれば2液性で施工してもらいましょう。

 

 塗り替え道場のシーリング工事

 

シーリング工事には「打ち替え」と「増し打ち」という2種類の施工法があります。

何が違うのかというと、打ち替えは既存の古いシーリングを撤去してから新しくシーリングを充填する方法。

一方、増し打ちは既存の古いシーリングの上から充填する施工法です。

打ち替えは撤去工事が必要となりますので、手間も人工もかかりその分価格も上がります。

しかし、きちんと古いシーリングを撤去するからこそ、雨漏りをしっかり防ぐことがでるのです。

安く短期間で施工ができる業者は増し打ちかもしれません。

土台があるので、上からシーリングを充填していくので、早く終わるのです。

塗り替え道場ではお客様の大切な家屋を守るためにも、打ち替えをおすすめしています。

時間も工事代も、増し打ちよりかかりますが、その分の安心と信頼をご提供できるのです。

自分でDIYをしたい、というお客様もいらっしゃいますが、シーリングはぜひプロに任せていただきたいと思います。

種類もたくさんあるので間違ったものを選んでしまうと、後日のやり直しで業者に依頼した際に撤去が困難になることも。

撤去費用がかかってしまい、見積りより高くなった!」とならないように、しっかりプロに依頼してください。

外壁用、室内用を間違えてしまったり、2液性の混合を間違てしまって硬化不良が起きたりすると、より手間がかかりますので注意が必要ですよ!

そのような「間違えをする業者」、「粗悪な品を使用して施工する業者」もいますので、必ず信頼できる業者に依頼しましょう。

ぜひ、塗り替え道場にも点検や見積りの依頼をしてみてくださいね。

 

次回は「シーリングガンを掃除する!」の動画をご紹介しますよ!

シーリング班・山口くんの解説です。

あまり見る機会のないシーリングガンの仕組みが分かります。

お楽しみに~☆

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