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2019/09/05
シーリングと長尺シートって何?(防水工事)
皆さんこんにちは!
あっという間に9月・・・ですが、天気は優れず
なかなか調子が出ない方も多いのではないでしょうか。
しかし、秋という涼しく天候にも左右されにくい季節は
外壁塗装の作業はおこないやすく、繁忙期にもなっていきます。
今回はそんな外壁塗装の要ともいえるシーリングと長尺(ちょうじゃく)について
基本的なところから説明していきたいと思います。
シーリングって何?
シーリングとは、建物の隙間を埋めるためのゴム状の材料。
隙間にシ ーリングを詰めていくことで、密閉することができ防水などの役割を果 たしてくれます。
つまり、建物を雨風から守ってくれる存在、それが「シーリング」。
ですから逆に、ひび割れた状態のシーリングを放って おくことは、その建物自体の寿命も縮めてしまいかねません。
一般的 には 10 年以上経つとひび割れも発生しやすくなるといわれているた め、早めにセルフチェックをしておくことが大切です。
◆打ち換えと増し打ちがある!
シーリングには、「シーリング打ち換え」と「シーチング増し打ち」があります。シーリング打ち換えとは、既存のシーリングを取り除き 新しいシーリングを流し込む工事のこと。それに比べてシーリング増し打ちは、取り除かずに上から新しいシーリング材を塗布する方法です。
施工の金額を大きく左右するのは、主に塗料です。
外壁塗装は基本“3 回塗り”が主流。塗料メーカーにも、その塗布回数
は指定されている場合がほとんどで、その回数を守ることで、より強
度や耐性に優れる外壁となるのです。
◆グレードによって値段は異なります! ※3 回塗りの場合
アクリル 5~7 年 1,400~1,600 円
ウレタン 8~10 年 1,700~2,200 円
シリコン 10~15 年 2,300~3,000 円
ラジカル制御形 12~15 年 2,500~3,000 円
フッ素 15~20年 3,800~4,800円
このように、耐久性が高くなるにつれて価格も上昇していくことがわか
ります。塗装をする場所にもよりますが、建物の外壁、共用廊下・階
段、バルコニー等のコンクリート壁、手すり壁、庇・バルコニーの天井
面等の吹付け塗装部、などマンションのあらゆる箇所を塗装する場合は、塗装のみにおいても結構な費用がかかるといえそうです。時間が経っていて劣化の状態がひどい場合は、打ち増しではなく打 ち替えでなければいけなくなってしまいます。
床に使われる長尺って何?
つづいては長尺。
長尺といっても種類がある 長尺(ちょうじゃく)とは、階段や廊下などに使われる床シートのこと。
厚さは 1.8mm~3.5 mm程度のものが多く、そのデザインも豊富です。
マンション共用部、とくに廊下やバルコニーといったところに使用されるのは、タキロンの防滑性ビニル床シートです。
- 防水・防音効果が高い!
タキロンの魅力は、なんといっても滑り止め効果が非常に高いということ。雨の日で床が濡れている場合でも、歩行者が転倒しにくい設計になっています。
◆一般的に使われれる床材
一番使われやすい床材は1㎡当たり3.000円前後が多くなっています。
◆蓄光タイプ
夜間はもちろんのこと、昼間でもしっかり階段の先端が見えるようになっている階段シートです。(1枚5.000~6.000円程度。値段はメーカーによって異なります)
◆高輝度・長残光蓄光式
上記の蓄光タイプよりさらに高輝度を上げたもので、屋外避難階段、津波避難タワー階段などに使用されることが多いものです。もちろん屋内にも使用ができ、1枚あたりの値段も普通の蓄光式とさほど大差はありません。(値段はメーカーによって異なります。)
以上が、シーリーングと長尺シートでした。
どちらも大変種類が多く、名前だけ聞いたところで一体何のことなのかわからないという方も多いことでしょう。
値段によって耐久度なども変わっていきますので、それぞれの場所にあった材料選びをすることがとても大切です☆