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2019/08/22
住宅の外壁は防水工事した方がいいの?効果と耐用年数の違いも教えます!~外壁塗装は名古屋の塗り替え道場で!~
台風シーズンに突入しましたね!
お住いの家屋は雨漏りしていませんか?
「今は無事だけど、そろそろメンテナンス必要かも…」
そう思っていたら外壁塗装の塗り替えベストタイミングですよ。
塗り替え道場にお任せください!
今回は塗装の種類や外壁についてご紹介してきます。
住宅の外壁はDIYで防水工事ができる?
外壁なんて自分で塗れるのでは?
実際、ご自分でDIYされている方も多いですよね!
ホームセンターに行くと、ありとあらゆる材料が揃っています。
どれを使用すればいいのか性能も何も分からない…。
何を揃えればいいのか、道具もどうしたらいいのか…。
そう思っている方もいると思います。
そもそも塗装は塗るだけでいいのでしょうか?
確かにハケやローラーに塗料を付けて塗れば、「塗る」ということはできますね。
「塗装」となると塗るだけではないのを知っていますか?
塗装職人が行っていることは「塗る」作業だけではないのです。
塗ることで得られる機能がありますよ。
それは防水効果と補修です!
まず、塗料は防水効果のあるものを選びます。
そしてそれに合わせて、下塗り材を用意。
下塗り材は主に2種類です。
・フィラー:ヨーグルト状。接着力は弱くトロミがある
・シーラー:水っぽい塗料で接着力が強い。シャバシャバしている塗料
シーラーは接着剤の役割を持っているので、塗料の密着性を高める働きがあります。
この下塗り材を塗って、上から塗料を塗ると塗膜の剥がれなどを防げるという訳です。
ではフィラーは何の役割があるのでしょうか?
接着力が弱いのでシーラーとは別な働きをします。
外壁を塗る時、防水効果を持たせるのはもちろんですが、補修をすることが何よりも大切です。
補修というのは外壁の「劣化を直す」、ということ。
主に壁のひび割れやシーリングなどです。
シーリングは防水工事になりますので、塗装で直すことはできません。
これは別な施工、作業となりますので防水工事として行いましょう。
けれど、小さなひび割れは塗装で補修が可能。
ここでフィラーが大活躍するのです!
塗料を塗る前によく外壁を見てください。
クラック(ひび割れ)無いですか?
大きなクラックはシーリングできちんと埋めないといけません。
ひびの隙間から雨水が入り込んで雨漏りの原因となりますよ!
目立ったクラックが見つからない、全然ひび割れしていない、ということなら塗装できますが外壁に近づいてよ~く見てください。
薄~いクラック、無いですか?
ヘアクラックと呼ばれる、髪の毛ぐらいの細い薄いひび割れがあるかもしれませんよ。
このクラックをシーリングで一つ一つ埋めていくの、大変だと思いませんか?
実はフィラーを塗ると、このヘアクラックが埋まるのです!
フィラーは凹凸を埋めることができる材料なので、下塗りにこれを塗るのをおすすめします。
外装用塗料の防水効果はどれぐらい?
さて、塗装材料のご紹介をしましたが、これらの塗料は本当に雨水を防いでくれるのでしょうか?
外壁に塗っただけで水が染み込まないものなのでしょうか。
様々な塗料がメーカーから販売されていますが、「防水塗料」と書いてあるものは間違いなく防水機能を発揮します。
しかし、ただ塗るだけとはいえ、「1回塗るだけで良し」というものではありません。
ザーッと塗って終わり、という訳にはいきませんよ。
塗り方にも手順があり、塗り残しがないように塗らなければ意味がありません。
主に塗る時は「3回塗り」といわれる塗り方をする必要があるのです。
前の項目で下地のご紹介をしていますが、この下塗りをするかしないかでも仕上がりは変わってきます。
①下塗り②中塗り③上塗り
この3回塗りをすることで塗料の機能が発揮されます。
また、塗料によっては遮熱効果のあるもの、防カビ機能、透湿性(湿気を放出する)がある製品もありますよ。
防水と一緒にこれらの機能を併せ持った塗料を使うことで、大切な住宅を守ることができます!
また、塗装をすることで外観を美しくすることができますので、お好みの色でオシャレにできますね。
色は決められないほどたくさんありますので、迷ったら業者に相談してみてくださいね。
手元で見るサンプルと実際の色、大きな壁に塗った時のイメージはかなり違ってくるはずです。
好きな色だからと塗ってみたら思っていたのと違った、なんてことも。
せっかく塗るのであれば、あなたの住宅に合った素敵な塗装をしましょう。
美しくするだけが塗装のメリットではありません。
防水はもちろんですが、何といっても塗装をすることで住宅の劣化を防げます。
雨水が入り込まないようにすることも劣化を防いでいますよね。
外壁が汚れないようにする機能がある塗料もありますよ。
そういったもので大切な住宅を守りましょう!
耐用年数は材料で変わる
防水効果のことを長々紹介していますが、これらの塗料はどれぐらいで塗る替えるべきなのでしょうか?
実は耐用年数は使用する塗装材料で変わります。
一般的によく使われるのがウレタン・シリコン・フッ素の3つ。
これらはそれぞれ特性があり、耐用年数も違います。
ウレタン:ウレタン樹脂の塗料。
雨樋などの付帯部にも向いている。耐用年数は約10年。
シリコン:遮熱効果や防汚効果などの機能を併せ持つ製品もある。
耐用年数はウレタンより長く約15年。
フッ素:汚れを弾き、滑り落ちやすい性質があるので、外装に向いている。
耐用年数は約20年と一番長く、耐久性優れた特徴がある。
これだけ見てもかなり差がありますね!
値段もウレタンが一番安価で、フッ素が高くなります。
ウレタンの2倍ほどの耐久年数がフッ素にはありますので、長い目で見るとそんなに高くはない?!
細目にメンテナンスをするのであればウレタンでもいいと思いますが、頻繁にメンテナンスをするのは面倒だな、ということであればフッ素がおすすめです!
色褪せすることもなく、紫外線にも強い。
防水性はもちろん、耐熱性にも優れていますよ。
カビの発生を抑える効果もあり、良いことづくめですね!
メリットばかり紹介していますが、デメリットはないのでしょうか?
「ない!」わけないですよね~。
最大のデメリットは価格が高いこと!
まだ一般住宅で使用実績があまりないので、請け負う施行業者が少ないです。
きちんと下処理を行い、塗装していかなければフッ素の性質を活かせません!
なので、まずは業者に「フッ素を使用したことはあるのか」を聞いてみましょう。
また、どのような塗料を使用するのかも聞いてみてください。
粗悪な塗料で塗られたら、外壁が傷んでしまいますからね。
自分でDIYする時も、塗料はよく選んでくださいね。
安いからと粗悪なものを選ばないように!
塗装はプロに任せるのが一番!
塗装は3回塗り、とお伝えしていますが塗装をする前にしなければいけない準備があります。
これを怠ると塗れないだけではなく大変なことに!
まず順番ですが、①洗浄②養生③補修④下塗り・中塗り・上塗りとなります。
洗浄というのは外壁をキレイに洗うことです。
高圧洗浄機などで外壁をきちんと洗いましょう!
そして養生です。
養生シートをくまなく貼って塗りたくない場所(窓や置いてある車)を守りましょう。
クラックがあったらシーリングで補修です。
ひび割れは放っておくと雨漏りの原因になりますからね!
そして下塗りです。
中塗りをしましょう。
上塗りもきっちり行います!
以上の工程を全部行うのですが、DIYでできますか…?
この壁だけ、と一部分のみならばチャレンジできると思います。
しかし、外壁全部となるとなかなか大変な作業ですね。
なので、ここはプロに任せましょう!
塗り替え道場が適切は方法、材料で施工いたします。
まずは見積を依頼してみましょう。
他の業者にも依頼して見比べても構いません。
そして、ご自分の住宅に合った価格・方法の業者に塗装依頼をしましょう。
見積りは無料ですし、分からないことを相談するのも無料です。
くれぐれも見積り、相談でお金を要求してくる悪徳業者に依頼はしないよう気をつけてくださいね。
次回は「ムラなく塗る方法」の動画をご紹介です。
人気の塗装動画で丁寧に解説していきますよ!
お楽しみに~☆