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2019/06/24
誰でも分かるコーキング工事③!~改修と新築、やる事が全然違います!編~
「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から前回・前々回と同シリーズのシーリング工事動画をご紹介します。
今回はシーリング工事③・「改修と新築、やる事が全然違います!編」ですよ!
気になるシーリング③動画はこちら!
↓↓↓
☆案外知らない?新築と改修で全然違う!シーリング(コーキング)の仕事内容!☆
前回と前々回でご紹介済みの①と②の動画はこちら↓↓↓
①「養生テープで仕事が決まる!編」
★一般の方にとって分かりずらいシーリング(コーキング)工事を徹底解説!Part1★
②の「プライマーしなきゃダメだよ!編」
★プライマー徹底解説!雨漏れなどで大切なシーリング(コーキング)工事★
シーリング工事シリーズ①の動画は養生、②は段取りとプライマーでした。
③はプライマーと改修・新築時の仕事の違いについてご紹介していきます。
毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!
やっぱり大事なのはプライマー
人気のシーリング工事シリーズから今回は第3弾!
改修時と新築時の仕事の違いを紹介です。
まずは、最初にやることはいつも通りのプライマー。
これは②で詳しく解説していましたが、必ずやる大事な作業ですよ。
現場は名古屋市港区で、会社本社からほどよく近いところ。
出演はというと、毎度おなじみ小林社長と塗替え道場TVで最近人気のYouTube・やから先生!
そしてベトナム人の職人さんの3人で~す。
まだ1年3ヵ月ぐらいしか経っていないので「日本語は少ししか話せない」と恥ずかしそうに話してくれます。
ここから、恒例のジャンプで一階から上の階へ移動しますよ!
忍!で行きましょう!
ジャンプ!
忍!!
はい、では上の階にやってきました~!
早速プライマーを塗っていきましょう。
と、その前におさらいです。
シーリングはコーキング、シール工事ともいいますが、これは何が違うのでしょうか?
①の動画で説明をしていますが、これ全部同じもの。
いろいろな言い方があるのは材料の違いからきていて、もともとシーリング材と油性コーキング材という2つの材料があったのです。
油性コーキング材以外の材料を全てシーリング材と分類されており、シーリング材を使用した場合はシーリング、油性コーキングを使用した場合はコーキングと呼んでいました。
現在は油性コーキングをほとんど使用していません。
名前だけ残っているのですが、シーリングもコーキングもどちらの呼び方をしても、ちゃんと伝わるのでご安心を。
同じ工事ですから、施工費用が変わるなんてこともありませんよ。
では、現場にもどりましょ~。
まずここでご説明したいのが、改修の際に大変なポイント・雨樋です。
雨樋というのは、屋根面から流れてくる雨水を地上や下水に流すためのもの。
上の階から1階まで途切れることなく長い樋が続いています。
この雨樋の裏側に外壁の隙間があり、ここにシーリングを打つのですね。
シーリングをするところには全てプライマーを塗っていきますよ!
プライマーというのは接着剤です。
覚えていますでしょうか?
これは②の動画で解説済みですが、シーリング材を密着させるためにこの接着剤の役割をするプライマーを、まんべんなく塗って準備するのですね。
新築工事の時は雨樋などがまだ設置されていない時にシーリングを打ちます。
改修工事の時はでき上った建物の補修が必要な個所を工事していくので、今回のように雨樋の裏側などにシーリングをしないといけないのです。
壁と雨樋の間は指2本分ぐらいしか空いていません。
この様な場所にシーリングを打つにはどうしたらいいでしょうか?
雨樋はきちんと建物に固定されていて、バンドで止まっています。
この止めているバンドを全部外します。
そして、雨樋を引っ張り横にずらす。
これだけでもかなり空くのですが、一番上と一番下は建物につながっているので外せない!
多少、空くいたその隙間をから作業するしかないのです。
かなり難しいのですが、間からカッターナイフを入れて撤去したり、コーキングガンを入れて作業をしていきますよ。
裏ワザとしては通常のコーキングガン(シーリングを打つ道具)は口が真っすぐなので、口先を少し曲げて行ったりするそうです。
なるほど~!
撤去が終わったらプライマーです。
プライマー№30というものを塗るのですが、これが意外と固め。
塗るポイントはサッーと素早くなのですが、きちんと塗っていかないとシーリング材がくっ付きません。
かと言ってボタボタになるほど大量に付けてこぼれては台無しです。
タップリに塗るけど、こぼれないように軽く塗る。
なんとも難しい!
②の動画で社長がチャレンジしたのですが、ビチャビチャになってしまっていました。
職人さんは簡単そうに塗っていますが、実はテクニックが必要な難しい作業なのですね!
しっかり養生しましょう
ボタボタ垂れてしまったらあちこちについてしまうし、汚れてしまい落すのも大変。
なので、養生はとても大切です。
養生とは、「先に完成した部分や作業の対象物の周辺を汚れや傷から護って、順調に望みの状態になるように予め手を打っておくこと」です。
難しい言い方でちょっと意味が分からないかもしれませんが、ようするにキレイな状態を保てるようにビニールなどで保護することです。
傷や汚れから護って、原状復帰ができるようにしています。
きちんと養生をしておけば、万が一の時も安心ですし、職人さんも汚れることを気にせず作業ができるので、養生は絶対に省けない工程なのです。
もし、自宅をDIYで塗装やシーリングをする際も、必ず養生をした方がいいですよ!
うっかり塗りたくない所に塗ってしまったり、こぼしたり、汚してしまったりということがあるかもしれません。
見様見真似でも養生をしておけば安心して作業ができますね。
もちろん、現場はきっちり養生してありますよ!
シーリングはどこに打ってもいいの?
社長曰く、空いているからと言って、何でもかんでも隙間を埋めてはいけないそうです。
よくお客さんに、「ここも埋めて」・「ここも打って」と頼まれるそうですが、やはり打つべき箇所とそうでないところがあります。
外壁は呼吸しているそうですよ!
窓周りなどは雨水が入り込んできては困るので、シーリングします。
肉厚が取れるのでそのままで作業で、撤去もしなくていいのですよ。
その他の場所は新築に合わせる!
最初からしていないところはしない。
明らかに手抜きでシーリングされていない所にはするけど、それ以外は基本新築に合わせるものだそうです。
これも①の動画で解説していました。
そして壁と壁の間は3面接着しちゃダメ!
建物は動くので、両脇の2面はシーリングするけど、奥の躯体はしません。
ちゃんと紙テープやボンドブレーカーで養生してシーリングが付かないようにします。
①のおさらいですが、シーリング工事の重要ポイントなので、覚えておきましょう。
今回の動画は7分ぐらいの短めでしたが、プライマーと改修・新築についてお伝えしてきました~。
動画はここで終了ですが、シーリング動画はとても人気があってコメントもたくさんいただいています。
「こういうの見たい!」・「こういうの解説してほしい!」などありましたらぜひコメントくださいね。
社長がそれを見て、新しい動画を考えていくのでぜひお願いします!
他にもシーリング動画がありますので、これからもどんどんご紹介していきますよ。
次回は「養生」の動画をご紹介!
人気右肩上がりの塗装班職長・寺西くんの養生講座です!
お楽しみに~☆
では、また見てね~。