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2020/09/05
外壁塗装のスピードを上げよう!効率の良い塗装教えます!
「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から「外壁塗装」の動画をご紹介です!
塗装職人の寺西くんが初心者向けに外壁塗装のコツを解説!
ローラーの使い方や早く塗る方法などを解説しますよ。
真面目な解説動画です。
気になる動画はこちら!
↓↓↓
【職長が教える効率的壁塗装】外壁塗装のスピードがすごかった!塗装初心者必見です!
毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!
ローラーの種類で塗り方が変わる!
ざっす!
初心者向けに外壁塗装の解説をしていきます。
元気よく参りましょ~~~!
壁の上塗りをこれからしていきます。
下塗り後、中塗りを終えた状態ですが、ツヤがあってキレイですね。
撮影は冬に行われていますが、夕日の反射でキラキラしています。
外壁はフッ素という材料で塗られていますが、フッ素をご存じですか~?
よく歯医者さんで虫歯予防のためにお子さんの歯に塗ったりしますね。
あれと同じです。
本日のカメラマンさん、あちちゃんは元歯医者さんだそうですよ~。
フッ素のこともよくご存じですね!
このフッ素という材料は丈夫で長持ち、仕上がりもキレイなトップグレード。
お値段も高めですが出来栄えはかなりいいので、おすすめ外壁塗料です。
さて、今回の動画は寺西くんが塗装の神髄を教えてくれます。
初心者向けということで、いつもより詳しく説明していきますよ!
まず外壁は3回塗りをしています。
下地が1回目、中塗りが2回目。
この中塗りの上からもう一度、同じ塗料を塗ることを上塗りといいます。
これが3回目です。
道具はローラーを使用しますが、このローラーは外壁によって種類を変えています。
外壁の溝の深さでローラーの毛足の長さを変えているのです。
毛足の長いローラーは塗料をいっぱい吸うので、何度も着けなおす手間が少なくなります。
これだけでも時短ですよね~。
スピードアップにつながるコツです。
しかし、仕上がりは柄が大きく出ます。
毛の短いローラーは目が細かくキレイな仕上がりになりますが、膜厚が着かないというデメリットが。
膜厚とは膜の厚み、つまり塗料の厚みが着けにくくなるのです。
ある程度毛の長いローラーの方が良いそうですよ。
なので、今回使用するとローラーは20mmのものを使用します。
いつもは30~35mmぐらいのものを使用しているそうです。
付帯部(樋などの外壁の周りにあるもの)などは更に小さいミニローラーと呼ばれるものを使用します。
たくさんの道具を揃えるのはそれなりに費用がかかりますが、効率をあげるためにはいろいろなローラーを揃えて使用するのが良いそうです。
特にローラーなどはきちんと洗ってお手入れすれば何回か使用できますので、そんない莫大なコストはかかりません。
塗装しやすいお道具をいくつか揃えてみるのが時短のコツですよ!
塗る手順を見てみよう
では、塗装を一から見ていきましょう。
まずはローラーに材料を着けてきます。
缶の中にローラーを入れてタップリと吸わせましょう。
ドバっと着けたら缶の壁でしごいて余分な材料を落とします。
この時に何度もしごいてしまうと材料が落ちすぎて無くなりますので、表面の分を落とす程度でいいですよ。
慣れてきたらちょっと振る程度でいいそうです。
持ち上げた時にボタボタ垂れないくらいで大丈夫!
程よく着けましょう。
何度もやっていると時間もかかってしまいますからね~!
適度に材料を着けたら、塗っていきます。
塗料は縦に配り、塗りますよ。
上の方はゆっくり、下の方は手早く。
なぜ上の方をゆっくり行うかというと、早くローラーを動かすと塗料が飛び散って天井に着いてしまうのです。
そうすると後で、落としたり塗りなおしたりと、余計な時間がかかってしまって結果、手間が増えて早く塗り終えることができませんね。
なので、ここは逸る気持ちをグッと押さえて丁寧にゆっくり行いましょう。
材料がたくさん着いていると外壁から良い音がしますよ!
ローラーを動かした時にベチョ!グチョ!と音がするのです。
反対に材料が少ない時はパサパサのような軽い音に。
何度も聞いていると、この違いを聞き分けられるようになります。
動画でも違いを確認できますよ☆
外壁塗装をしていると出てくるのが窓枠。
このサッシ窓の周りは養生をしっかりしてあるのでローラーで今までと同じように塗ってOK!
塗る前にはもう一度、養生を押さえてから行いましょう。
シートを押さえているテープが浮いてきている場合があります。
そのまま浮いた状態で塗っていると、シートの下に材料が入り込んだりしてしまうので要注意です。
左側を塗る時はローラーの柄が邪魔になって動かしにくいのですが、ローラーの向きを変えて持つと、塗りやすくなりますよ。
必ず、塗り残しがないようにきっちり塗っていきましょう。
ここまでは基本の塗り方です。
お次は早く塗る方法~!
早く塗る方法とは?!
驚異的なスピードアップ!とはいきませんが、寺西くんが考えた早く塗る方法を伝授します!
まずは材料を縦に配っていきましょう。
この時は塗り残しがあっても大丈夫ですよ。
真ん中に塗って両サイドに配ります。
何回かに分けてドンドン塗っていきましょう。
サッシの近くになったら材料は少なめに。
塗料の溜まりがサッシ周りはできやすいので、少ない方がいいです。
今、縦に配ってきましたがこれは縦の目地に対して塗料を入れているイメージ。
垂れもあり、塗り残しもあるので今度はこれを横に伸ばしていきます。
そして、目地が深い場合はローラーを垂直に!
なぜかというと、力をたくさん加えられるからです。
寝かすと表面が撫でられます。
これ、かなり早く塗れていると思いませんか?
後は、塗り残しがないように拾っていき、溜まりがあればトントンとして溜まりを取ります。
狭い箇所は縦よりも横に塗った方が早いのですが、縦の目地もあるのでジグザグに配っていきましょう!
それを伸ばすとキレイに早くできます。
これで塗っているとだんだん材料が薄く、少なくなっていきますね。
材料が少なくなったローラーでサッシを塗るとちょうど良いのです!
こういったことを計算しつつ塗っているのがプロですね~。
すごく簡単そうに見えますが、誰でもできるものなのでしょうか?
しかし、やってみると難しいのが塗装!
思ったよりも大変なのですよ~!
感覚で塗ってこそプロ!
新人の職人が入ってくるとよく聞かれるのが「材料をどのぐらいで着けるのか」だそうです。
これに関してはとにかく感覚!
最初は重たくベッチョリ、なくなってくると軽くスカスカした感じになります。
音とローラーの動き方で判断です。
寺西くん曰く、
塗装屋さんは絶対音感を持っている
ごめんなさい!嘘です!信じないでください!
適当なこと言っていますが、塗装は楽しい!
カメラマンのあちちゃんも思わずやりたくなってきちゃった?!
次回は作業服で登場ですね~。
こんな話をしている間にかなり塗れていますよ。
やっぱり早い!
あと、1スパンで終了です。
最初に塗料を配る時はローラーを寝かすと塗料が良く伸びます。
やっぱり簡単そうに見えます?
女性の職人さんも多いそうですよ。
塗装は足場などと違い力があまりいらないので人気があるようですね。
さあ、もう終わりですよ!
端はローラーが入らないので先にハケ取りしてあります。
ではここからは倍速で終わりにしましょう~。
お疲れ様でした!
次回は「屋上防水」の解説動画をご紹介。
あまり聞き慣れない絶縁工法についての動画です。
屋上防水の施工を見ることってあまりないですよね~。
詳しい解説をぜひお楽しみに~☆
また見てね~。