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- 葺き替え
2019/10/07
屋根はどうやって葺くの?塗替え道場専属の屋根屋さん登場です!
「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「屋根工事」についてです!
前回から屋根についてご紹介していますが、今回は実際にスレート屋根と呼ばれる屋根材の工事をお見せします!
屋根屋さんと一緒に塗装班職長・寺西くんが慣れない作業にチャレンジ!
ぜひご覧くださ~い!
気になる動画はこちら!
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専属屋根屋さん「北野瓦店」登場!
またまた屋根の上からお届けです!
前々回の動画紹介では、屋根の温度はどれくらいあるのか検証した動画でした。
気になる動画はこちら!
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遮熱塗料の実際の性能を屋根の上からご紹介!ありえない暑さで仕事をする男たちが解説します!
前回も屋根の雨漏りについてご紹介。
そして今回も屋根です!
台風の多いこの季節、雨漏りなども非常に多く発生すると思います。
今回は実際の屋根工事の模様をお見せしますよ!
出演は毎度おなじみ塗装班職長・寺西くんと、塗替え道場専属でやってもらっている北野瓦店さん。
ひろぴょんときたぴょんのお二人です!
見慣れない方々ですが、屋根屋さんですよ~。
お二人ともYouTube慣れしていますよね。
喋りが上手で、寺西くんタジタジ(笑)
動画撮影の許可が出たので、屋根の上からお届けです。
素に戻ると恥ずかしくなっちゃうので、解説行きましょう!
屋根工事スタートです。
まず、北野瓦店さんですが、瓦屋さんだけど屋根のことなら何でも承ります。
今回の屋根はスレート屋根というもので、一般的にカラーベストやコロニアルと呼ばれる屋根材の屋根。
この屋根工事をしている時に寺西くんが出演をお願いしたそうです。
寺西くんグッジョブ!
今、屋根の上にいますが、劣化して沈んでいる一角を補修しています。
ぐにゃぐにゃしているそうで、雨漏りもあったそうですよ。
これは直さないといけませんね。
かなり割れている状態だったので、全部めくってコンパネから貼り直してルーフィングシートを施工したところ。
コンパネとはコンクリートパネルの略でベニヤ板のような板のことです。
ベニヤ板よりは厚みがあり、基本サイズが900mm×1800mmと決まっています。
コンクリートを流し込む時のコンクリート型枠として使用されるそうです。
そして、ルーフィングシートは防水性のあるシートで、いわゆる防水シートのこと。
どちらも屋根に使われる一般的な屋根材になります。
これらを貼り直して雨漏りを防いでいくのですね。
この上からカラーベストを貼っていきます。
スレート屋根とは
ここで屋根のご説明です。
スレート屋根はカラーベスト、コロニアルといろいろな呼び名があるのですが、全部同じ物です。
カラーベストとコロニアルはスレート屋根の商品名。
セメントを主原料とした板を屋根に貼って施工していきます。
昔はアスベストが使われていたそうなのですが、今は使用されていません。
ご安心ください。
工法は「カバー工法」と「葺き替え」の2つがあり、費用も施工期間も変わってきますよ。
カバー工法は古い屋根を撤去せず、下地調整もせず上からガルバリウム鋼板を乗せていきます。
ただし、野地板が傷んで腐っている場合はできません。
築30年ぐらいの屋根ですと、できない場合が多いのでご相談ください。
雨漏りなどでかなり傷んでいる場合もできません。
その時は葺き替えになります。
スレート屋根からスレート屋根に吹葺き替える方法と金属屋根に葺き替える方法がありますよ。
どちらがいいのかは屋根の状態で変わりますし、金額も変わっていきますので、こちらもご相談くださいね。
もし雨漏りしているのならば一刻も早く補修をしなければいけませんよ!
放っておいても直りませんので、すぐ業者に依頼をしてくさいね!
このカラーベスト、天然の材料もあります。
もともとスレートとは石のこと。
ヨーロッパでよく使われており、お城などに石のスレートが葺かれていたそうですよ。
天然スレートとは本物の石を使用したものを指します。
しかし、天然スレートはとても価格が高いです!
耐久性も高く、色褪せもしない。
見た目もいいので、東京駅のにも使用されるほどです。
なかなか、自宅に天然スレートを使用するのは難しいかもしれませんね。
重量もあるので、耐震性が悪いというデメリットもあります。
確かに東京駅のような特別な建物でないと、使用しにくいのかもしれません。
でも、石の屋根は素敵ですね!
現在使用されるスレートは化粧スレートと呼ばれるもので、軽く、施工も早い、低コストというメリットがあります。
スレートそのものに防水性があまりありませんので、塗装をして防水性を高めるのが一般的。
10年ぐらいのスパンでメンテナンスをしてくさいね。
寺西くんがチャレンジ!
ではここで、屋根工事を寺西くんにやってもらいましょう!
屋根材を釘で打ち付けていきます。
トンカチで(笑)
今はハンマーと呼ばれますよね~。
トンカチは死語!!
でも通じますので、トンカチでもOKです(笑)
今回は復旧工事なので、古い材料も使用します。
ピッタリ貼って釘を打ちましょう。
おっとここで寺西くん、ひろぴょんの指を!
やっちゃいました~?労災!労災!
なんて、遊んでいますが本当に危険なので、気をつけてくださいね!
安全第一でお願いしますよー。
材料は下から順番に貼っていきます。
屋根屋さんはやはり台風後が一番、忙しいそうです。
去年も台風、多かったですよね。
さて、割れている材料は新しいものに交換。
しかし、ひろぴょん釘打ちめちゃくちゃ早いです。
指打ったのに~?
貼る手順はスターターと呼ばれる板をまず、軒下から敷いていきます。
その上に本体のカラーベストを貼っていきますよ。
貼るのも適当に乗せるわけでは無く、ちゃんと印が付いていて、それに合わせます。
スターターの上のとカラーベストの印を合わせるとピッタリになるようにできている!
それに合わせて重なるように置いていくのです。
寺西くん改め、てらぴょんも負けていられませんよ!
釘打ち頑張ってくださ~い。
打った感触は硬いそうです。
これを全面に貼っていくの大変そうですね。
ひろぴょんは指を打ってしまったのでお休みです(笑)
知られざる屋根の世界
ここで、きたぴょんから屋根についてお話を聞きましょう。
一日でどれぐらい貼れると思いますか?
なんと今回の現場、足場が20スパンぐらいあるそうなのですが屋根半面を2人で貼れるそうです!
1スパンは約1.8mだそうなので、1.8m×20=36m
すごいですね!
しかも2人でできるなんて!
枚数だと800枚くらいは貼れるということです。
ルーフィングシートを貼る施工からカラーベストを貼るとこまで全部できる!
北野瓦店、すごいですね!
そして瓦だともっといけるそうですよ。
瓦も釘打ちがあるので、作業がとっても大変です。
更に、北野瓦店は漆喰工事も行っています。
漆喰は1人で20mちょっといけるそうです。
古いものを剥がしてキレイにする“はつる”という作業をするところから始めてそれぐらいできるそうですよ。
只者じゃないですね!
なんと、北野瓦店の御2人は国家資格である1級技能士の資格をお持ちです。
かわらぶき技能士というのが瓦屋さんに必要な資格。
屋根のスペシャリストです。
全般行っているそうなので、屋根のことなら北野瓦店さんへ!!
ひろぴょんもきたぴょんもカメラ慣れしていますよね~。
YouTubeのことよく分かっている!
本日はありがとうございました~お疲れ様です!
次回は「雨漏り」シリーズです。
ベランダやバルコニーにある“アレ”をご紹介。
意外とそこからの雨漏りが多いのです!
お楽しみに~☆
また見てね~。