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2019/08/08
ボートにも使用されるFRP防水ってなに?塗装職人が解説します!
「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回は「FRP防水」のご紹介をします。
気になる動画はこちら!
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【名古屋市港区】外壁塗装だけじゃない!ベランダ防水もおまかせの塗替え道場からFRP防水について解説☆しっかり塗装でばっちり防水!!
毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!
塗装職人の防水施工
FRP防水について塗装班職長・寺西くんが解説していきます!
防水施工なのになぜ塗装職人が解説するのでしょうか?
塗装と防水、全然違う仕事のように思えますが、実は似ている作業があるのです。
それは塗膜防水の密着工法!
密着工法とはウレタン防水やFRP防水を塗って防水層を作る施工方法です。
塗る工程が塗装の技術と同じなのですね。
前回、ウレタン防水の「材料の作り方」と「施工方法」の動画をご紹介しました~。
↓↓↓
ウレタン防水工事は塗装職人でもできる!密着工法と絶縁工法で職人が違う!
↓↓↓
DIY?本気出したら自分できる!ベランダ防水は絶対もっと安くなる!
こちらの動画でもあるように塗膜防水は塗る作業なので、塗り替え道場では塗装職人が施工を受け持っています。
複雑な防水施工は専門の防水職人が施工しますよ。
お客様から塗装のご依頼を受けた時に「せっかく足場を組むのだから、防水などの施工も一緒にいかがでしょうか?」とご提案しているそうです。
足場を組むのも見積もりに入っていますし、別な機会に防水の依頼をした際にもまた足場を組めばそれだけ費用がかかります。
費用のことなども考えて、「足場を組むついでに他の補修などもやるといいですよ」とお勧めしているわけなのです。
さて、現場は名古屋市港区、戸建てのお宅。
出演は社長と寺西くんでお送りします。
ベランダのFRP防水の施工なのですが、こちらのお宅は現状がそんない悪くなっていませんでした。
悪い所がないのであれば、防水層の再施工はする必要がありません。
悪質な悪徳業者は、「すぐ直した方がいい!」と再施工を持ちかけてきたり、余計なところまで工事をしたり、と金額を釣り上げてくる可能性があります。
もし、そういう話が業者から出たら、「本当に再施工した方がよいのか」・「この工事は必要なのか」、と疑ってみてくださいね。
今回の施工は現状が「悪くない」ということなので、トップコートで対応することなになりました。
そちらのトップコートについても一緒に解説していきます。
FRP防水について
まず、基本情報として「FRP防水とは何か」をご説明します。
FRPいうのは、「繊維強化プラスチック」のことで、「Fiberglass Reinforced Plastics」が正式名称。
なにやら小難しくて分かりにくいのですが、強化材・補強材(ガラス繊維など)で補強されているプラスチックのことです。
強度・耐水性にとても優れているのですよ。
FRPとポリエステル樹脂に硬化剤を加えたものを混合して、塗って防水層を形成します。
主に浴槽や船などに使用されていて、特徴としては水回りに使用されるほど継ぎ目なし(シームレス)に施工できることと車両が乗っても耐えうる耐久性があることです。
軽量で耐熱性・耐食性もあるので、屋上駐車場やプールなどにも使用されています。
バルコニーやベランダにもうってつけの工法です。
耐久性があって、歩行が可能、シームレスに施工ができる、そして施工期間が短いというのが最大のメリット。
紫外線に弱い、伸縮性がない、施工できる職人が少ないなどがデメリットになります。
原料がプラスチックなので、紫外線に弱い!
紫外線に長時間さらされると劣化し、ひび割れが起こります。
他の材料でも紫外線には弱いので、FRPだけが特別ではないのですが、とにかく紫外線には弱いです。
劣化を早めますので、そこで登場するのが、トップコート。
上から保護目的のトップコートをかけて、防水層をまもります。
しかし、トップコートも5年に一度ぐらいの頻度で塗り替えが必要です。
美しさや耐久性を保つためには定期的に塗り替えをお勧めします。
再施工になる場合は、目視で分かりますよ。
表面が色褪せたり、クラックと呼ばれるひび割れが起きたり、ガラス繊維が見えたりと、明らかな異常が出てきた時。
そのような場合はトップコートだけでは補いきれないので再施工となるのです。
見た目で分かるのならば、メンテナンスのタイミングも逃すことなくできます。
うちもそろそろ…と思ったら、まずは現状を確かめて業者に相談してみてくださいね。
トップコートをしよう!
今回のお宅は現状が悪くないのでトップコートのみの施工となりました。
材料は「タフシール」というFRP専用のトップコートです。
とにかくツヤッツヤ!!
とてもキレイですよ!ぜひ動画でお確かめを!
あまりにツルツルして水などで滑りやすくなることもあるので、その場合は「滑り止め」として「骨材」を混ぜたりするそうです。
骨材…。
骨…??
本当に骨が入っているわけではありませんよ!
珪砂(石英を成分とする砂)・寒水石(石灰岩の石材)・パーライト(球形の小さな砂利)・セラミック・貝殻などが混ざったものです。
一緒に混ぜるとザラザラするので滑り止め効果がある、というわけですね。
ガラス繊維でできたシートを敷いて、その上からFRPの樹脂を流し込んで施工します。
そしてトップコートをすればOK!
このトップコートは5年に一回ぐらいで塗り替えをするのがベストです。
屋上防水なども5年に一度のトップコートでメンテナンスをすれば、打ち換える必要はほぼないそうですよ。
耐久性のあるFRP防水が簡単にダメになることはないので、トップコートをきちんと塗っておけば長く持たすことができます。
どのような症状が再施工サインかというと、下に敷いているガラスマットが出てきた時が再施工の目安です。
他はめくれや膨れ、クラック(ひび割れ)も判断基準の1つ。
トップコートは紫外線で焼けて白くなってくることがあるのですが、表面がちょっとめくれているぐらいならばセーフです。
早期対応で劣化を見つけられればトップコートで十分対応可能ですので、定期的なメンテナンスは大事ですよ!
ガラス繊維自体が傷んでいる場合は再施工した方が良くなりますので、そうなる前に劣化を見つけましょう。
我が塗り替え道場では知識と技術を備えた職人をたくさん抱えています。
なんといっても、その職人たちが自慢ですのでご相談・お見積りを是非、していただきたいです。
10年以上のベテラン職人もたくさんいて、社長もよく相談するそうですよ。
頼りになる専門家が揃っているのが、会社の強みですね!
寺西くんの魅力をたっぷりお届けします!
FRP防水の解説はここまでとなりますが、ここからサービスタイム!
全国の寺西ファンに送ります!魅力をたっぷりお届けですよ!
動画の冒頭から気になることありませんでした?
良く見たら、寺西くんの顔に「黒子がある?」と思った方もいるのでは?
左目の下、鼻の脇に黒い塗料が…!
真面目な顔で格好いいこと話していますが、黒い塗料が!
全く気付いていないですね!
可愛い寺西くんの一面が見られました。
だから、ファンが多いのでしょうね~。
これからもお茶目な職長、寺西くんの応援よろしくお願いしま~す。
次回のご紹介動画は「内部足場」についてです!
足場なのになぜ内部?外じゃない足場をじっくり解説します!
お楽しみに~☆
では、また見てね~。