- 外壁塗装
2014/10/10
外壁色の選び方
こんにちは。
愛知県、三重県、岐阜県の外壁塗装専門店、塗替え道場の北爪です。
最近、各アドバイザーがビフォー&アフターの現場レポートを次々とアップしていますね!
この時期、塗装業界にとっては一番の繁忙期を迎えており、ありがたいことにお見積り依頼もたくさん頂いております。
施工物件も他の時期と比べて多くなりますね。
また、これから外壁塗装を考えている方も多いと思います(*^_^*)
そんな時期だからこそ、今回のブログはビフォー&アフターの現場レポートではなく、私が得意な色のお話をしようかと思います。
~外壁色の選び方~
1. 色が鮮やかすぎていないか(彩度)
いざ、塗装が始まって塗料を塗ってみると「あれ?ちょっと派手すぎたかな・・・?」と言う声を聞いたことがあります。
これは外壁色の鮮やかさが高すぎた例だと思います。
色には「色の三属性」と言って、簡単に言うと「色が持つ3つの性質」があります。
その3つの性質というものが色相、明度、彩度というものです☆
色相は黄、緑、赤、青・・・などの色の種類のこと。
明度は「明るい」または「暗い」と言った色の明るさのこと。
そして、彩度とは「派手」、「地味」または「鮮やかな色」、「くすんだ色」という色の鮮やかさのことです。
外壁色ではこの彩度が最も重要で、鮮やかな色になればなるほどお家には違和感が生まれてしまいます(*_*)
つまり色を選ぶのが難しいと思ったら、彩度を落としてみるとどんな色(色相)でも無難にまとまりますよ!
日本塗料工業会の色番号で言うと、語尾のアルファベットA~Fまでの色で選ぶこと!Fより上だと鮮やかすぎてしまいます。
ポイントは「ちょっと地味かな?」というところで決めることです。
2. 汚れが目立ちにくい色
お客様と色の打ち合わせをするとき、よく「汚れが目立たない外壁色はどれ?」と聞かれることが多いです。
やっぱりせっかく塗るんですから、いつまでもキレイに保ちたいですよね\(^o^)/
そして、そのお話になるとお客様の中には「薄い色は汚れが目立ちやすいよね!」という方がいらっしゃいます。
ですが、薄い色だから汚れが目立ちやすい!濃い色だから汚れが目立ちにくい!とは一概には言えません。
車のボディーをご想像ください。
黒色の車って汚れやホコリが目立ちやすいって言われますよね。
お家もそれと一緒で黒色やこげ茶に近い塗料を塗ったら、かえって汚れが目立ちやすくなります(*_*)
また、あまりにも純白色だと雨だれ汚染による縦じま模様がついてしまったり。。。
そこでお勧めな色がアイボリー、薄いブラウン、ベージュ、グレーの色です☆
幹線道路の近くにお家があると、煤煙などのカーボン系の汚れが付着しやすいので薄いグレー系がお勧めです!
逆に黄砂など気になる場合はベージュ系がいいと思います。
どうしても汚れを目立ちにくくしたい場合は、そのような色を選ぶとバッチリですよ☆
3. 面積効果
面積効果という目の錯覚があります。
これは色の面積の広さによって明るさ・鮮やかさが異なって見える現象のことです!
外壁塗装では塗料を広い面積に塗るほど、色がワントーン明るく見えてしまうことがあります。
例えばこのN-50というグレーの色。
実際に塗装するとグレーがワントーン明るく見えませんか??
「こんな薄い色になるとは思わなかった!」と失敗しない為にも、希望の色よりワンーン暗めの色で選ぶことがポイントです☆
今日のブログは外壁色の内容だったので、記事も色を付けてみたりしてカラフルにしてみました(笑)
他にもたくさんポイントがあるのですが、長くなりそうなので今回はこのへんまで・・・(*^_^*)
外壁の色は塗ってから10年以上のお付き合いがありますので、失敗しないためにも慎重にお選びくださいね。
以上、北爪でした~!!