2018/08/02
オススメの防水の仕様
こんにちは! 塗替え道場 本社アドバイザーの木村です!
連日の猛暑の影響なのか、塗替え道場の職人さんはじめ、社長も含め
社員一同、一周回ってテンションがやや高めな感じがします(*^_^*)笑
さて、本題に入りますが、今回は防水工事の中でも
「塩ビシート防水 機械固定工法」について、ご説明させて頂こうと思います。
まず、ざっくりと、塩ビシート防水 機械固定工法のメリットについて!!
・安い(撤去・処分費が不要・費用対効果が高い)
・施工品質にブレがない
・高耐久(耐久年数が15年前後)
・既存の防水層の悪い影響を断ち切れる
機械固定工法は、既存の防水層をそのままの状態で、新しい防水シートを貼れるところが特長の一つです。
灰色の部分は、既存の塩ビシート防水です。その上に、薄い緑色をした”絶縁シート”を貼りこみます。
”絶縁”という言葉の通り、既存の防水層を断ち切る役目を果たします。
防水層の下から湿気の突き上げ等があった場合に、絶縁の処理がある防水の仕様は、
新しい防水層への悪影響を及ぼすことがありません。
そして、「機械固定工法」とは、塩ビシート防水の中の部材の中にある、鋼鈑をビス打ち固定の作業がある為です。
円形の「IHディスク鋼鈑」をビスを使用して固定していきます。
続いて、端末用鋼板と入隅用鋼板を同様にビス打ち固定をしていきます。
▲端末用鋼板
▼入隅用鋼板
各種、鋼鈑が固定できたら、いよいよ塩ビシート防水を貼りこんでいきます!!!!
専用の機械で”熱溶着”させていきます。
▼改修用ドレン を排水口(ドレン)へはめ込んでいきます。
シートとシートは”熱溶着”となります!
▲シートのジョイント部には、補強の為、さらに防水専用のシーリング材を打ち込んでいきます。
さて、全体の完成図はこちら!
と、ここまでが、塩ビシートー防水 機械固定工法の施工の流れとなります。
シート自体が防水の役割を果たしており、それを貼りこんでいく施工の為、
品質にバラつきが出にくいというメリットがあります(*^_^*)
ところで、防水の仕様は、シート系と塗りもの系に大きく分かれます。
【 シート系 】
・塩ビシート防水
・(ゴムシート防水)
・(アスファルト防水)
【 塗りもの系 】(塗膜防水)
・ウレタン防水
・FRP防水
おおよそ、このような感じで分類されます。
ゴムシート防水・アスファルト防水は、改修の場面では
採用されることが少ないので、括弧付きとしました。
そして、この、塩ビシート防水とウレタン防水はさらに
密着工法・絶縁工法と分かれます。
ちなみに、ウレタン防水などの塗膜防水のメリットは、
・複雑な形状の現場に対応しやすい
・次回以降の改修時に、ウレタンを塗り重ね続けることができる
(※塩ビシート防水 機械固定工法の場合、上に2回までは繰り返し可能。)
現場の状況によってベストな防水の仕様は異なりますし、
予算に応じた、プランの提案が複数あると、お客様も安心できますよね。
塗替え道場では、防水の施工実績も数多くありますので、何なりとご相談くださいね(*^_^*)
あ、塗装班の職長さんだった河井が、本社の営業チームの
プランナー(現場管理 担当者)として、新しい環境下で、勤しんでおります!!!
ひょっこりはん!!!!笑
以上、木村のブログでした~!