2021/12/17
寒波にそなえて!屋根に取り付ける「雪止め」とは?
こんにちは!!塗替え道場スタッフです!!
明日から(今夜から?)寒波がくるようです!
寒さ対策は万全にして、風邪をひかないよう体調管理にはお気を付けください!
実は、屋根にも冬への対策は必要なんです。
「雪止め」という屋根に取付ける金具があるのをご存じでしょうか?
そこまで積雪のない地方では、あまり知られていないかもしれません。
今日はその雪止めについて、またその効果についてもお話していきたいと思います。
目次
・雪止めとは
・雪止めが必要な状況
・怖い!落雪の影響
・雪止めの種類
・まとめ
雪止めとは
雪止めとは、下の写真の屋根に設置されている金具等のことです。
雪止めは屋根に積もった雪が一度に落雪しないようにする働きをしてくれます。
雪は水分を含んでいるので見た目に反してかなり重く、人の上に落雪すると大事故になります。
あまり降らない地域でも、年によっては何年に一度かの大雪が降る場合もあるので、決して他人事ではありません。
怖い!落雪の影響
雪は、ふわふわそうに見えて実はとても重いもの!
1㎥で250㎏~500㎏に及ぶこともあります。
そんなものが頭上から降ってきて、もし当たりでもすれば大怪我、最悪死に至ることもありますよね。
また、人だけでなくカーポートの屋根や雨どいを破損する恐れもあります。
雪止めが必要な状況
少量の雪が降る
雪止めは豪雪地帯より少量の雪が降る地域に必要です。
豪雪地帯は雪止めを超えて雪が積もるため、設置してもほとんど効果がないからです。
また、雪下ろしの際に雪止めがあるとスコップに引っかかるため邪魔になります。
屋根の下の人通りが多い
屋根の下をよく人が通るという場合も雪止めの設置が必要です。
水分を含んだ重い雪が人の上に落ちれば大ケガをします。落雪による死亡事故も少なくありません。
雪止めを設置して、悲しい事故を防ぎましょう。
隣家が近い
隣家が近いと落雪で窓ガラスや外壁を破損するおそれがあります。
雪止めを設置することで落雪によるトラブルが回避できます。
雪止めの種類
雪止めには大きく分けて4種類あります。
先程のもの以外に、断面がL字の長い棒を屋根の傾斜に対して垂直に設置するもの(アングル型)や、金網で屋根の多くの部分を覆い、雪との摩擦で滑りにくくするもの(金網型)があります。
金具の他に雪止め瓦といって雪止めの機能がついた瓦もあります。
大体どのタイプも後付けが可能です。
どのタイプがお自宅の屋根に最適かどうかは、自己判断せずに信頼できる業者に相談しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、雪止めについてお話しました。
実は大雪が降る地方ではなく、あまり降らない地方にこそ必要な雪止め。
万が一の落雪による悲しい事故をなくすためにも、一度雪止めの設置を考えてみてはいかがでしょうか。
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